チークバテンが入荷します
ヨットやプレジャーボートのデッキ材には、チーク材が多く使われます。最近ではフレキシチークやシーデッキなど、PVC素材でチーク調のものも販売されております。FRPの真っ白い船体も良いのですが、チーク材を張ることでラグジュアリー感が一気にアップします。
ミャンマーチークは氷川丸やクィーンエリザベス2世号など名だたる客船のデッキ材として活躍して参りました。ミャンマーでも、地中海やマイアミなどマリーン産業が盛んなエリアへチークデッキ材を供給してきました。
弊社ではフローリング材に加えて、チーク角材や集成材などラインアップを充実させて来ましたが、この度チークデッキ材(チークバテン)を在庫販売します。生き節も無し・純柾目材のみの天然無垢チーク材のバテンになります。
厚10㎜ x 幅60㎜ x 長さ1820㎜ 1箱24本入り(2.62㎡/箱) 本チーク 柾目材
2月頃に入庫します。販売価格は近日公開です。高品質な天然チークバテンを探しているボートオーナーの皆さま、是非チェックしてみてください。
2023 ミャンマー出張
8月の終わりにヤンゴンへ出張してきました。クーデター・コロナ規制で約3年振りの訪緬です。タイ・バンコク経由で向かいました。
現地スタッフより、夜に移動するのは安全上よくないとのことなので、現地午前着便を選んでいきました。空港の両替では1$=2,500Kyatとのことでした。事前情報では3,500Kyatだったので、空港はかなり悪いレートと言わざるを得ません。両替せずに入国します。空港から市内へは検問が多く、渋滞しているので、迂回する道で市内に向かいます。
到着早々、お気に入りのカッチーカイ(Kat kyi kaik)です。これは、Myiek州の郷土料理でスパイシーな焼きそばといった感じです。いつも飲んでいたMyanmar Beerはボイコット製品となっていて、Tiger Beerを頼みました。クーデターの影響を感じます。
さて、製材の方はというと、停電が多いので発電機を併用しながら行っているとのことです。世界的な原油高・インフレなので発電費用もコストアップ要因となります。クーデター以降、停電が頻発しており、発電機がないと生産が安定しない状況です。原木については、クーデター後の内戦により、産地からヤンゴンへの入荷が不安定になっているとのことです。
一方でサウジアラビアの開発プロジェクト向けに、多くのチーク材が落札されており、現地価格は高騰したままとなっています。今回は3社を回ったのですが、製材所によってチーク材の調達に差があるなと感じました。
取引先から現在の為替規制について説明を受けました。輸出業者が得た米ドルについては、一定の期間以内に政府の決めた公定レートでの兌換を義務付けられており、その運用が厳格に行われるようになったとのことです。具体的には空港のレートと同じレベルの1$=2,100kyatでの兌換となり、市中のレートと1$あたり1,000kyat以上のロス(約30%)となります。この影響は凄まじく、当面は輸出はしないという会社が増えているそうです。
この為替規制は、ミャンマーは天然資源が豊富なので、これを加工して外貨を獲得し、経済発展を進めるという戦略から外れているように思います。現在の状況では、損をするので誰も輸出をしたがらなくなっています。
一刻も早くクーデター前の、自由で潜在的な成長力を秘めたミャンマーに戻ってきてもらいたいと感じました。
当社のミャンマーチーク事業は、万策を尽くして継続して参りますので、引き続きご愛顧よろしくお願いします。
TSC6 来週入荷します
永らくお待たせしております、ミャンマーチーク6㎜厚羽目板TSC6が来週入荷します。クーデター・コロナ・海上コンテナ不足等多くの困難がありましたが、やっと日本到着が見えてきました。
サイズ:厚6㎜ x 幅90㎜ x 長910㎜ 四方アイジャクリ加工
仕上げ:リボス社アルドボスオイル2回塗り
1箱:40枚入り(3.276㎡入り、約1坪)
箱サイズ:約15x20x96(㎝)
平米単価:8,900円
重ね張りリフォーム、天井/軒天、アクセントの壁、キッチンやドアなど建具用などアイデア次第で色々な場所にご利用頂いてます。定尺品なので「すだれ張り」や「朝鮮張り」などもできます。
前回入荷後、早い段階で売り切れとなってしまったので、ご検討中の方いらっしゃれば早目に取り置きなどご検討ください。
加工→サンディング→オイル塗装→サンディング→梱包
6.12㎜となっているのは仕上げのサンディング代を残してます。
「森の王」ホワイトオーク材のWebページ
あけましておめでとうございます。本年も弊社をよろしくお願いします。
早速ですが、弊社で取り扱っておりますホワイトオーク材のWebページを作成しました。サンプル依頼まで1ページで完結していますので、お時間のある時にご覧くださいませ。
アメリカ ミズーリ州のホワイトオーク原木をベトナムで無垢フローリングに加工しております。オイル塗装品なので、メンテナンス性も良好です。
弊社ではチーク、アジアンウォールナットに続く第3番目の取り扱い樹種になります。オフホワイトで明るい空間作りに向いている樹種です。節無しAグレードと節埋めのCグレードの2つのグレードを用意しております。下の施工事例はWOR-120Aという商品(節無しAグレード)です。グレージュのアクセントカラー壁紙との相性も◎。
まずは無料カットサンプルでホワイトオーク材の質感を体感してみてください。
11/13~14 チーク材施工のオープンハウス
今週末の11/13(土)~11/14(日)に逗子市の施工現場でオープンハウスが催されます。チーク材の軒天・床を実際にご覧いただけますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り頂けばと存じます。
詳細については、以下のオープンハウス案内をご参照ください。