無垢材の水シミクリーニング
2018年最終営業日となりました。年明けは7日から営業となります。
年末の大掃除シーズンなので、今回は無塗装のチーク無垢材についた水シミをクリーニングする方法をご紹介します。クリーニングするのは会議室で使用している無塗装のダイニングテーブルです。経年変化で赤味がかった部分の所々に輪ジミや何かをこぼしたような?水シミがついてしまいました。
このテーブルは無塗装のまま使用したいので、オリーブオイルの石鹸を使用して水染みを洗い落とすというやり方を行いました。
左の写真がクリーニング前なのですが、左側上部に白っぽい大きな水ジミがくっきりとでています。右の写真はクリーニング後になりますが、結構目立たなくなりました。
〈やり方〉
必要なもの
- オリーブオイルの無添加せっけん
- 金だわし
- ボウル
- ウエス
- 下敷き(古新聞)
- 段ボールの切れ端(写真に写ってません・・・)
やり方
- ボウルにオリーブオイル石鹸を削りいれます。(目分量で5-6グラムくらい)
- 熱湯を注いで石鹸を溶かし、石鹸水を作ります。
- 金だわしを石鹸水に浸して、水染みのついた無垢テーブルをゴシゴシ洗っていきます。
- 磨きカスが出るので、ウエスで拭き取ります。
- 乾燥後、シミが残っていたら、もう一回繰り返します。(今回は2回クリーニングしました)
- 水分で無垢材表面が毛羽立っていたら、段ボールの切れ端を使って毛羽立っている部分をこすります。
注意点
- 磨きカスを拭き取らないと、キズのような跡が残ります。その場合、ウエス等で水拭きします。
- 石鹸水を使用しますが、すすぎ洗いは必要ありません。
- チーク材以外では試したことがないので、実施する場合は目立たないところで試すなど自己責任で判断してください。
オリーブオイルの石鹸はネット通販や自然食品を扱っている雑貨屋さんなどで手に入れられます。今回はシリア産の無添加オリーブオイル石鹸を使用しました。
クリーニング後は赤味が落ちて、無塗装のチーク材の優しい感じに戻りました。表面が少し毛羽立っていたので、段ボールで磨いて、ツヤツヤの肌触りの無垢テーブルにしました。
金ダワシを使ったクリーニング作業をYoutubeの1分動画にまとめました。字幕付きでご覧ください♪