無垢材のメンテナンス実験
年の瀬といえば、大掃除。普段は見過ごしているところも、一念発起でメンテナンスしてあげる時機です。
というわけで、チーク材のメンテナンスに関して、海外のサイトで面白い記事をみつけました。内容は、無垢のチーク材についてしまった水ジミをどのようにして回復するかということです。紹介するのはカナダのMarilynさんの方法です。 Marilynさんの方法とは、汚れにフキンをあててアイロンするだけというシンプルな内容。でも、やってみたという人からは称賛の雨!通常はサンドペーパーによるサンディングになるのですが、経年変化で味のある色合いになっている場合はペーパー当てるのは少し気が引ける・・・というときにもってこいです。
早速、自社のカットサンプルを使って実験しました。
水ジミだけではなく、醤油・ワイン・コーヒーと汚れのつきやすい液モノを用意して実験しました。実験内容は以下の通りです。
- 無塗装のカットサンプルに染みができるようにワザと汚れを5分ほど放置しました。
- その後、ふきん(今回は綿タオル)を下敷きにして、家庭用のアイロンをあてがい汚れを取り去る。
以上です。結果は・・・・
所要時間3分程度で水ジミは綺麗に取れました!! 醤油・コーヒーのシミも言われないと判らない程度に取れました。ワインは・・・手強かったです(ワイン染みはペーパー当てました)。
サンディングした時のように削りとるものではなかったので、無垢材自体の色合いの変化も少なかったです。ただし、表面が少し毛羽立つ感じになりました。(この毛羽立ちはゴワゴワした布やナイロンタワシで軽く撫でてやると取れます。)
こちらは時間が立ち過ぎた場合は戻らないでしょうか?
コメントありがとうございます。店長の相原です。時間が経ったシミにも有効ですので、お試し下さい。
https://www.e-teak.jp/blog/2011/07/%E7%84%A1%E5%9E%A2%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A1/
無塗装のチークフローリングの汚れをメンテナンスするソープフィニッシュの方法について記載した記事です。北欧家具などでも実践されている白木のメンテナンス方法です。無垢チーク材を無添加石鹸で洗っていきます。
ペットの粗相にもききますか(T_T)
こんにちは。ペットの粗相では試したことがないのでアイロン方法が有効かどうか、お答えできません。一方で、セスキ炭酸ソーダで拭き掃除すると、シミ取りだけでなく消臭効果もあるのでお試しいただければと思います。チーク無垢材はセスキ炭酸ソーダ使えます。