無垢フローリングの張り方 イロイロ
前回の出張ではヤンゴン市中心から少し離れたインヤーレイクホテルに泊まりました。インヤーレイクホテルはヤンゴンの中でも由緒ある古いホテルになるのですが、湖畔の静かな環境でロビーから客室までチーク材をふんだんに使ったホテルです。他のホテルに比べると、欧米系のゲストが多い感じがしました。
ロビーにはヘリンボーン張りとパーケット張りが組み合わさっていました。いい感じに使い込まれてます。
日本のフローリングのように面取りはしておらず、現地では施工後にサンダーをかけて表面を磨くそうです。
こちらは客室前の廊下に敷きこまれていた市松模様のパーケット貼りです。ロビーに張ってあったものと比べると小さめでした。幅50mmで長さ150mmくらいでしょうか。
色の濃淡を組み合わせて綺麗な市松模様を作っています。チークは濃淡の違いが結構ありますが、それを上手に使っていますね。以前、僧院で施工しているところを見たのですが、色を選り分ける専門の職人がいました。張る職人さんは、色分けされたものをかんなを使いながら長さを併せて張りこんでいましたが、施工は大変そうでした。
ちなみに、工場でパーケット張りのフローリングを見せてもらったのですが、本実加工がありません。
客室内はヘリンボーン張り。フローリングは、短尺で上のパーケット張りのものと同じサイズです。
こうやってみると今度は色の濃淡があまり気にならないですね。よく見ると時々濃い色合のものとかが混じっていますが・・・、うーん不思議です。
ホテルロビーの奥は土産物屋さんが並ぶ廊下になるのですが、スキップフロアになってます。
チーク材の階段框、長尺の一枚ものでした。迫力があります。
土産物屋さん通りは、パーケット張り。
ミャンマーの水掛け祭後に行ったので、宿泊客も少なくとても静かでした。ちなみにインターネットはロビーのみWi-fiが繋がりました。客室からは残念ながら湖がみれませんでした。もし行かれる方はレイクビューの部屋を指定した方が眺めが良いですよ!
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