シンプルモダンなインテリアとチーク無垢フローリング
早いもので、2011年もあと1週間です。今年も多くのお客様にミャンマーチーク無垢フローリングを販売できました。2012年には新商品を計画していきますので、弊社をお引き立てくださいます様、よろしくお願いします。
さて、今年訪問させていただいたN様邸の施工例を紹介します。
シンプルモダンなインテリアに暖かみのあるチークの無垢床材がマッチしています。照明もモンステラの緑色も柔らかな感じでいい感じです。
施工から約半年経過しました。無塗装のままですが、経年変化で落ち着いた色合いになってきました。
無塗装は汚れがつきやすいのですが、モップがけをすることで殆どの汚れは「洗う」ことができます。水に強いチーク材ならではのメンテ方法です。(このメンテ方法の詳細は過去ブログ記事をどうぞ。)
一方で、無塗装品の肌触りは格別です。皆さんも是非無料サンプルで実感してみてください。
N様は、施主支給として弊社チーク無垢フローリングを選んでいただきました。弊社ショールームにお越しいただき、幅広TS120を選ばれました。
TS120は幅広タイプなので、スッキリした印象に加えて部屋を広々とみせる効果ももっています。踏んだ時も、足の幅よりも広いので目地を感じにくく「幅広感」を実感できる商品です。
ロフトにはTU15をチョイス。ロフトとはいえ、ハイサイドライトがあり明るく開放的な空間です。
リビングを見下ろすことができます。冬場なんかはホンワカと暖かい空間になりそうです。
巾木は白い壁に併せて、白い巾木です。こうした工夫もスッキリとモダンな印象を与えますね。
N様、施工例の取材ありがとうございました!
チークの樹木写真
先日の出張の際、50年生くらいのチーク生木の写真を撮りました。ヤンゴン市内で見れるチークとしては、大きなものになります。
枝の先に、なにかフワフワしたような部分が見えますが、ここに種がついています。木の下には無数の種子がありました。
ここでミャンマーチーク あるあるです。
- ミャンマー産チークは天然林に自生し、多様な樹種の中で育つ広葉樹です。
- 特に落葉混成樹林でよく育ちます。
- チークの成長に最適な年間雨量は1,200mm~2,500mmです。
- 土壌はpH6.5~7.5で、カルシウムが多い土壌だと良いチークが育ちます。
- 強い日差しが必要な樹木です。特に苗木の時に日光が充分でないとよく育ちません。 現地では朝日が良く当たる東側斜面のチークは育ちが良いとされています。
- 最適な気温は27-33℃。凍結するような寒い場所では生育が難しいです。標高としては海抜900mまでが限度です。
- 現地では”熱を蓄えている”木として、ほんわか暖かい樹種と言われています(一方でピンカド材は”冷たさを蓄えている”とされ、ミャンマーのように気温の高い国ではピンカド材が好まれています)
日本でも育つかな・・・と思ったのですが、強い日差しが必須となると難しいですね。
ミャンマー産チーク材の特徴は過去記事のチーク材のデータもご覧下さい。