軽井沢の別荘リフォーム
GW明けの小雨の降る日にTU15を納めさせていただきましたF様邸を訪問いたしました。
F様のご新居は、軽井沢にある既築の別荘をリフォームされました。構造体を残して、内装を全面的に入れ替える改装です。軽井沢の森閑とした林にある緑と調和した素敵なお宅でした。(F様のブログ)
折りたたみ式の掃きだし窓からはチークフローリングを加工したウッドデッキが繋がっていて、その先にはみずみずしい新緑の景色が広がります。F様のこだわりが詰まった別荘リフォームをご紹介していきます。
まず、床材はTU15 ユニタイプを施工し、F様ご自身でリボス社クノスオイルを施工後に塗装されました。塗装作業はなかなか骨の折れる作業ですが、クノスオイルはムラになりにくくチークとの相性も良いので綺麗に仕上がります。また、このクノスオイルは天然のエナメル成分が撥水性を出すので、汚れに強くなります。F様のお宅はイングリッシュセターのワンちゃんがいるのですが、ワンちゃんが元気に遊び回ってもクノスオイルが汚れを防いでくれるので安心です。 一方、オイル塗装なのでチークの持つ肌触りや質感は損なうことはありません。
また、弊社のチーク集成板T3000で玄関のニッチカウンターと洗面台のカウンターを製作されました。チークは水に強い樹種なので、洗面台のカウンターや脱衣所の床などに使用できます。
施工後約1ヶ月が経過して、チーク材の色合いも経年変化で少しずつ落ち着いて馴染んできたとのことです。夏場は樹林が天然ラジエーターの役割となって涼しい風が吹き抜け、冬場は薪ストーブが優しく暖めてくれるのでしょう。晴れた日には浅間山も見えるそうです。この生活環境は本当にうらやましい!
軽井沢~東京は新幹線で1時間です。F様邸のような空間があれば、軽井沢の別荘に住んで、東京で働くというライフスタイルもアリですね。
7/13追伸:F様よりウッドデッキの改修工事が完了して施工写真を送付いただきました。デッキ材には弊社のTU15、手すりトップには一枚物のTS120を使用しております。チーク材は屋外にも使う事ができる丈夫な樹種です。
手すりをアイアンと床材で薄く仕上げているので、庭の景色をさえぎらスッキリとした印象のウッドデッキです。新緑の景色が飛び込んでくるようで、風が気持ち良さそうです!
チーク床材と漆喰でマンションリノベーション
TS120(15x120x1820mm)を施工いただいたA様から施工後の写真をいただきました。
無垢の肌触りやあたたかさに木の床にしてよかった!とA様には実感いただきました。デスクやテーブル・ソファも味があって素敵ですが、白くて雰囲気のある壁と照明が印象的です。A様のお宅では漆喰に間接照明を合わせることで雰囲気のある空間を創られました。
また、別のお部屋は淡いピンク色の漆喰で落ち着いた雰囲気です。
チークの床材を販売していると、色々な自然素材の壁材と組み合わせを見ることができて勉強になります。特に塗り壁系とチークは相性が良い感じです。
猫ちゃん7匹と一緒に住まわれているA様からのメールを引用させていただきたいと思います。間接照明を使って落ち着いた雰囲気の空間を創りたいと考えている方に大変参考になる内容かと存じます。
“相原様
お世話になります。
ご質問いただきました壁材についてご説明させていただきます。
日本の住宅は直接照明が多いため自分達には明るすぎると感じる事も多く、すごしていても落着きませんでした。
海外のお宅やホテルの様な間接照明にして欲しいと施工会社に相談してみたところ、それなら照明に合わせて壁は漆喰にされるとライトの陰影でとても良い味が加わりますよとすすめられました。
寝室はロイヤルハワイアンホテルと同じピンク色にしたかったので、当初は当然ブラックウォルナットを有力候補に考えていたのですが、
サンプルで頂いたチーク材の色合と肌触りが想像以上に良かったため寝室もミャンマーチークで揃えようかってことになりました。幅広でやさしい木目のチーク材、実は僕以上に家内が大満足してます。 ありがとうございました。”
また、A様邸ではチークフローリングに併せて框材についても弊社の無垢框をご採用いただきました。 玄関土間からの立ち上がり部分に縞チークの框材が納まっております。ミッドセンチュリーのチェストが存在感あります。 TS120の存在感と調和した素敵なリノベーションです。Aさま、素敵な写真をありがとうございました!