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1月 19, 2018
admin

リボスのウッドデッキ塗料「アリス」塗布事例

あけましておめでとうございます。店長の相原です。年明けよりチーク材のご注文たくさん頂き、まことにありがとうございます。 1月・2月と続々と入庫してきますので、皆様のご注文を心よりお待ちしております。

さて、チークデッキを施工頂いたT邸のデッキ再塗装に、リボスより新発売となった外部用浸透性カラーオイル「アリス」をお試しいただきました。チーク材に塗布するので、色は「ライトチーク」にしました。作業は昨年の8月に実施していただき、12月までに塗料の耐久性がどうなったかを確認しました。結果は・・・

「他社の屋外用オイルと比べても持ちがよく、自然な風合いを保っている」という評価をいただきました。

リボスアリス塗装直後 リボスアリス塗布接写

 

 

南洋材のハードウッドでも、低粘度で木材内部に深く浸透することで、テカテカした光沢がなくチーク材本来の質感を残して自然な感じです。

ミャンマーチークは屋内だけでなく、屋外で使用されることもありますが、その際に塗布する塗料としてなかなか良い物が見つかりました。

弊社でも販売しておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください!

7月 6, 2016
admin

無垢材(チーク)フローリングのお手入れについて

こんにちは。店長の相原です。先日、納品した現場にてBona社ドライファストを塗布しました。

折角の機会だったので、オイル塗装を実施する際に必要になる道具と施工手順を動画を駆使して説明します。

必要なもの

  • Bonaドライファストオイル ナチュラル色:0.75L缶x2缶(使用は1缶と2/3でした 約70平米分)
  • スムーサー(塗装用のスポンジ刷毛です)
  • 塗料用バケツ(使い捨てタイプで充分です)
  • 木綿のウエス(拭き上げ用です。使用後は水を含まして捨てます)
  • #80、#180、#240のサンドペーパー(布タイプ)とヤスリホルダー
  • マスキングテープ24mm(巾木等をマスキングして、オイル移りを予防します)
  • 掃除機

道具紹介

手順

  1. 汚れている部分などをサンドペーパーで研磨します。
  2. 研磨の際にでた塵などを掃除機で吸い取ります。
  3. 掃除機で取りきれないものは水拭きでしっかり拭き取り、床が乾くまで待ちます。
  4. 巾木にマスキングテープを貼り付けます。
  5. Bonaドライファストオイルを塗料用バケツに適量入れます。
  6. スムーサーにドライファストを少し浸し、床へ塗り広げていきます。手の届く範囲に留めておくことがポイントです。
  7. 塗布後すぐにウエスでドライファストオイルを拭き取ります。
  8. 塗布した箇所を斜めから見るなど、視線を変えて拭き残しがないか確認します。
  9. オイルが乾燥するまで待ちますが、ドライファストは2時間で乾きます。(早い!)

ポイント塗布後にすぐ拭き取ることでムラになりにくく、塗りすぎによるベタ付きを予防します。
スムーサーで塗布した箇所の境界線をボカす様に、まんべんなく拭き取ると綺麗に仕上がります。

オイル塗装方法の30秒動画をどうぞ。


今回、塗装作業を実施した際のポイントは以下の通りでした。

塗装前:施工時の養生が甘く、石膏ボードの粉や塗料、足跡などが散見されて、水拭きしても汚れが取れない状況でした。

対策:汚れが酷いところはペーパーをかけて汚れを削り落とし、ドライファストを再塗布します。

塗装前

塗装後:しっとりとしたオイルチークの風合いが甦りました。塗料の塗りすぎによるギラつきもありません。

塗装後

浸透性のオイル塗装は、チークの風合いを損なわずに撥水性を持たせることが出来るので、無塗装よりも汚れにくくなります。

また、酷い汚れや傷などにはサンディングによるメンテナンスが可能なので、DIYで補修が出来ます。

 

7月 3, 2015
admin

ウッドデッキの補修 応急処置編

店長自宅の2Fのベランダウッドデッキ(2×6の防腐剤注入材)をチーク材に入れ替えました。といっても1列だけですが・・・。施工してから9年も経過し、庇からの結露があたる部分の腐食が激しく、どうやら下地の根太(2×6材)も一部ダメになってました。
水気のかかる場所の腐食が激しいようです。

一念発起して、全てチーク材に!という予算もなかったので、腐食の激しい一列部分を除去して、根太をイペで入れ替え・継ぎ足ししチーク材を加工して天板します。

イペ根太Before 写真を撮り忘れてしまいましたので、途中経過から。除去したデッキは50mm近い厚みがあったのですが、腐食でボロボロ・バラバラになってしまいました。一部大丈夫だと思っていた根太も腐食の魔の手が。(写真奥のところです。)イペ材の根太を継ぎ足してもらいました。

写真ではわかりにくいですが、小さなバールのあたりから写真右手のイペ材のあたりまで根太があったのですが、腐食で土のようにボロボロになってました。自然の力はスゴイですね。イペ根太を右側デッキ下に差し込んでもらい、手前部分もイペ根太を継ぎ足してもらいました。多少ビス位置がずれますが、ご愛嬌です。

 

 

 

 
イペ根太の入替と補強デッキの長さが3m近くありましたので、今回はTKMチーク角材を根太のところで継ぎ合わせて使います。(木口から水を吸収していくので、木口はできるだけ隠しておきたいので)木口が増えてしまうことは、木製デッキとしては良くないのですが、チークであれば耐水性もあり、在庫有効利用の観点からチャレンジしてみます。

 

 

 

 

 

 
チークデッキ施工例今回は、
1.チークかまち材から、デッキ天板をカバーできるものを2本チョイス
2.工務店の方へ送り、自動カンナ板で板厚・幅を調整してもらう。
3.天板・根太は傷みの激しい場所を交換・継ぎ足しする
4.いつでも掃除ができるように、デッキ点検口はネジ止めせずに置くだけ。

無塗装の状態です。一列だけ綺麗なゴールデンチークで目立ってしまいましたが、踏み心地は再考です。丁度、この部分に庇からの結露水があたるのですが、チークの耐水性で問題ないでしょう!なお、天板は大工さんが庇下に設置されていた乾いて傷みの少ない材と傷みがあるものを入れ替えるなどローテーションしてくれました。

 

 

チーク材によるウッドデッキ補修

 

 

 

これで更に数年使用できるかと期待しております。その間にミャンマー産デッキ材について、入手の目途をつけておきたいところです。
張り替えたチークデッキには天気の良い日に屋外用オイルを塗布しようかと思ってます。

 

 

 

 

2月 19, 2015
admin

北欧インテリアスタイルxチーク無垢床材の施工事例

こんにちは 相原です。
この時期になると続々と竣工のニュースが舞い込んできます。
先日もT様よりご連絡があり、竣工し施工事例として撮影OKとのことなので、早速伺ってきました。

T様邸はTU15の無塗装をご購入いただき、床施工後にT様ご自身でリボス アルドボスオイルを塗布されました。
LDKに関しては3度塗り、各居室は2度塗りです。
北欧スタイルのリビング

東側に開口部を設けて、冬の日差しが暖かく感じられるLDです。ランプはデンマーク製のアンティークシェードです。
北欧スタイルのキッチンをLDから眺める
T様邸のコンセプトは北欧スタイルです。チークの持つ深みのある金褐色の色合いはモダンな北欧スタイルにはまりますね~。

北欧のランプシェード
各部屋のランプシェードは、いずれも北欧製のものです。それぞれに個性があって、お部屋の印象をカタチづくっています。また、塗り壁のようなクロスも木部を自然に際立たせて良い感じです。

ご納得のいく床材に出会うまで、サンプル→実物チェックを続けられたT様より、「本当にミャンマー産チークにして良かった」との言葉を頂きました。
チークフロアとウッド天井

植林の明るい淡い色合いのインドネシアチークではなく天然物の目の詰まった深い色合いのミャンマー産本チークを選ぶことで、床材にこだわった家作りになったそうです。
こうした細部へのこだわりこそが全体的にまとまった雰囲気の空間を作り出すのかと実感しました。

床材にこだわった家作りを目指す方! 是非、弊社のチークフローリングを手にとって検討してください。

5月 15, 2014
admin

無垢フローリングの日焼け チーク編

前回に引き続き、無垢フローリングの日焼けについて観察してみました。今回はミャンマーチークが日焼けするとどうなるかを見ていきます。 ミャンマーチーク日焼けテスト アジアンウォールナットと同じく、カットサンプルの半分を目隠しして日当たりの良い窓辺に設置しました。6年以上経過したものもあります! チークの場合、塗装の有無に限らず日焼けによる色合いの変化が確認できました。オイル塗装品は、木目に沿って淡く退色したところがあり、木目が明瞭になった感じです。無塗装品も同じく、木目が明瞭になった感じですが、それよりも元々の土色のような色味から茶褐色の奇麗な色あいに変化したのが印象的です。 チークフローリング経年変化写真 チークフローリング無塗装品の日焼け試験結果 下記の写真は5年経過したTU15チークユニフローリングですが、右側半分が開梱した当時の色合いです。開梱当時の色味は、ユニの接合箇所が明確なほどピース毎の色合いの違いが明確ですが、5年経年変化した後だと、色合いが同じようなトーンに変化しており違いが目立たなくなっております。 チークフローリング無塗装品経年変化チェック チークフローリングは施工直後こそチークの色味の違いが大きく出ますが、経年変化によって色合いが茶褐色系に統一されていきます。施工当初は淡い色合いのものも濃くなっていき、まさに金色のゴールデンチークとなっていきます。 下記の写真は施工後に6年経過したTU15ユニフローリングです。無塗装品です。施工当初に目立っていた色ムラも経年変化で目立たなくなりました。また、チークのオイル成分により自然な光沢を帯びるようになっております。 6年経過したチーク無垢フローリング  

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