地中海風リゾートハウスの邸宅
夏休みを兼ねて世界遺産の小笠原まで旅行に行ってきました。
家族サービスを少し抜け出して、TS90を施工いただいたS様邸を訪問させていただきました。内装の施工はS様ご自身で行われたそうです。ミャンマーチーク床材に限らず一つ一つの建材をご自身で選んだこだわりのある邸宅です。
地中海風リゾートハウスのような雰囲気のある住宅です。小笠原は湿度が高いので、湿度対策というところが住宅を作る上でのポイントになるそうです。具体的には風が抜けるよう外階段を片持ちにしたり、無垢チーク材でサラサラとした肌触りの床にしたりというアイデアが随所に見られます。
TS90チーク一枚物フローリングのリャンコ張りという張り方で施工されました。施工後にリボス社のアルドボスとビボスの2種類のオイルを塗布しました。ミャンマー産のチーク材はオイル塗装をすることで濡れたような深い飴色に変化します。
壁はインドネシアの天然石です。施工は苦労されたとのことですが、乱尺張りの石壁は存在感があって雰囲気があります。チークと石壁は本当に相性が良いです。
船のキャビンのような建具はチーク床材を利用して自作されたそうです。ルーターをつかってRをつけた扉が格好いいです。
離れはオーディオルームになっています。こちらはチーク無垢床材と桧の壁材が施工してあります。ウッディーな感じで落ち着いています。窓枠も木製で味がある感じです。
小笠原は亜熱帯で湿気が強くシロアリに強い材でないとダメということらしいです。ミャンマー産の本チークはシロアリにも強く、湿気による寸法変化も少ないので最適な材料です。
S様邸、素足で歩かせてもらいましたがサラリとして気持ちが良かったです。
パーケット張りの施工事例
まだまだ暑い日が続きますねー。
そんな中、THB15を施工いただいているHigh Light様の現場へ訪問しました。こちらの現場では、THB15をパーケット張りにて施工です。六本木のアメリカンレストランCheeh and Chong’s さんの個室内装に採用いただきました。
アメリカンビンテージがマッチする空間です。オリジナルのアイアン家具にチーク無垢材が相性バッチリです。これから木製ブラインドや装飾の什器等が入って、雰囲気のあるアンティークな感じになります。チーク無垢材の持つ本物の味わい深いWoodyな雰囲気が居心地のよいDining roomを作り出しています。そして、この市松模様のパーケット張りは、かわいらしいアンティークな雰囲気をもっていますね。
海外ビールも多く取り揃えていて、ワインもたくさんあるそうです。お店の場所は麻布警察署の真横です。六本木に仕事・遊びに行かれる方は要チェックです!
チーク無垢材の経年変化事例 横浜 氷川丸
以前30年経過したチークフローリングを紹介しましたが、今回はなんと施工後80年経過したチークを見学に行きました。場所は横浜 山下公園に係留している氷川丸です。昭和の時代を生き抜いた豪華客船で現役当時の装飾を残している貴重な歴史資料にもなっています。
1930年に竣工した氷川丸は横浜~シアトルを結ぶ豪華客船で、チャーリー・チャップリンや秩父宮雍仁親王、ノーベル賞受賞者の小柴昌俊氏や下村脩氏が乗船しました。豪華客船らしく1等船室の内装はフランス人デザイナーのマルク・シモンの設計によるアール・デコ調のクラシカルな装飾です。実際に見て回る船内見学ルートでは、当時のサインや什器などを実際に見ることができます。これがまた、ノスタルジックで格好いいんですよ。
戸建のリノベーション タンノイのあるリビングオーディオルーム
幅広タイプのOPC一枚物 TS120で戸建リノベーションされたM様邸を訪問しました。
リビングに鎮座するTANNOYのスピーカーが迫力があります。経年変化で綺麗な色合いになったスピーカーボックスとTS120のチーク床材の雰囲気がクラシカルでいい感じです。弊社にて蜜蝋ワックスを塗布してからM様邸に納めました。
M様の希望は、ミャンマー産の本チークらしく濃い目の色合いで仕上がった空間ということなので、蜜蝋ワックスを塗布してチーク床材が濡れ色になるようにしました。購入前に弊社事務所にお越しいただきTS120の無塗装品の現物及び蜜蝋ワックスを塗布したバージョンを実際にご覧頂いたので、ご自身のイメージした色調に近い仕上げを打ち合わせる事ができました。
また、施工前に仮並べをしたので、色合いや木目の調和が取れて綺麗な仕上がりです。こうした手間を掛ける事で仕上がりが断然違います。
居酒屋のようなリラックスした雰囲気が好きだというM様、リビングに掘りゴタツを設えました。実際に座らせて貰ったのですが、掘り炬燵いいです!座面から天井が高いので空間が広く感じられます。TS120は幅広タイプなので、床材自身も空間を広く見せる効果があります。また、掘り炬燵からTS120の綺麗なチークの木目を間近で見れて・触れるのでチーク好きな店長には堪らないです。
ここでお酒を飲みつつTANNOYで好きな音楽を聴くのは至福の時間ですね。これから時間の経過とともにチークの床がどのように変化していくのかが楽しみというM様。ミャンマーチーク材は時間とともに味わいが増していきます。これは新建材などにはない無垢材の持つ魅力です。
肌触りがよいので体感温度が下がるフローリング
TU15の無塗装のままご使用いただいているI様邸を訪問いたしました。
船が好きで、キャッチャーボードや氷川丸などをイメージしてマンションをリフォームされました。豪華客船の床材といえばチーク材です。I様自慢の書斎は、多角形となる空間に腰窓があって、客船キャビンのようです。ご自身で作られている船の模型もあり、ケースの上にある真鍮のエンジンは実際に蒸気で動くそうです!本格的で格好いいです!
また、オーディオが趣味とのことで、エクリプスのスピーカーがありました。少し鳴らしてもらったのですが、やはりいい音です。チークフローリングを選んでいただくお客様はオーディオが趣味という方が本当に多いです。お蔭様で訪問する先々で色々なオーディオを拝聴する事ができます。
さて、こちらは洋室です。シンプル且つナチュラルな感じで無塗装の本チークフローリングの木目と庭のグリーンが映えます。
I様邸では、書斎とダイニングルームでフローリングの張り方向を変えていました。丁度ドアのところで見切る形です。こうすることで変化が生まれますね。
I様曰く、チークフローリングは肌触りが格別で、とくにお風呂上りに素足で歩くとサラサラとしていて気持ちがよいとのことです。丁度、物置となっている1室は既存の合板フローリングのままだったので、踏み心地が断然違うことが良く分かったとのことです。
ミャンマー産本チークは、チークという樹種が持つ独自のオイル成分が豊富でしっとりとした肌触りがあります。一方で、チークは導管が太いので、湿度をよく吸って、床表面のジメジメした感じがなく爽やかです。勿論、コーティング塗装などを施してしまうと、こうした質感は少なくなってしまいますので、弊社では無塗装か質感を生かす自然塗装をお薦めしております。
チーク無垢フローリングは、夏場はサラリとしているので体感温度が下がる気がします。タイルや大理石を踏んだようなヒンヤリ感はないのですが、ベタつかないので結構快適ですよ。
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