チーク一枚物無垢フローリングの施工事例
いつも弊社の床材をご愛顧いただいているクローバーアーキテクチュアスタジオの萩原様の自邸が完成したとのことなのでお邪魔してきました。建築家の方の自邸の床として選んでもらえるということは、本当に光栄な事です。今後ともよろしくお願いします!!
さて、リビングにご採用いただいたのは一枚物のTH90です。リボス カルデットクリア仕上げです。
写真を撮影するにあたり、リボス社のメンテナンスキット「グラノス」でクリーニングをしたとのことです。クリーンニング後は、マットな光沢があってしっとりと落ち着いた雰囲気になったとのことです。
TH90一枚物の乱尺張りです。定尺なのでスッキリした印象です。
一旦、塗装オプションを取り止めておりましたが、この度塗装オプションの販売を再開する運びとなりました。
リボス社各オイルを中研ぎ有りの2回塗装を施して納めます。ご興味のある方は何なりとご相談ください。
また、チーク集成材T3000をカウンタートップで使用いただきました。ナチュラルな雰囲気です。
打合せの後、萩原様のお客様で弊社のチークをご採用いただいた方のカフェへ連れて行ってもらいました。
アルカフェ
お土産に天然酵母のパンを頂きました。普段はご飯党なのでパンはあまり食べないのですが、この天然酵母のパンはモッチリしていてすごく美味しかったです。
ハマりそうです。
杉板の壁材とチーク無垢床材の相性
今回はチーク一枚物(TH90)と杉板の壁材を合わせたS様邸の施工例をご紹介します。
リビングに入るとウッディーなコテージのような雰囲気に包まれます。 床・壁・天井までを無垢材で仕上げたS様邸です。床材に広葉樹のチーク、壁・天井材に針葉樹スギとすることで変化が生まれてスッキリします。また、天井高があるので開放的な雰囲気。
壁に掛けられたキリムとランプシェードがいい雰囲気で、夜になると幻想的な感じになりそうですね。
それぞれが個性的なものなのですが、いずれも自然素材なので見事にマッチングしてナチュラルな雰囲気が出ています。
チーク無垢フローリングはTH90という商品です。サイズは厚15 x 幅90 x 長910mmの一枚物フローリングです。無塗装での仕上げです。無塗装はやや汚れやすいですが、色合い・踏み心地が優しく素材感を感じる事ができます。
ちなみに店長宅も無塗装で6年が経ちました。時々、オリーブオイルの石鹸で床をゴシゴシとモップ掛けするだけで、綺麗な状態を保っていると思います・・・。
今回はLDKの改装でしたが、既存床とチーク無垢材はリビングに入るドアのところで見切っています。フローリング材を活用して見切り材を作られています。
床材の張り方向が既存床と同じ方向で違和感なく続いています。この見切りの方法、結構参考になるのではないでしょうか。
お客様施工によるリボスオイル塗装例
やっと暑ーい夏が終わり涼しくなってきました。この夏はお客様のお宅に訪問して施工例を撮らせていただくことが多くありました。順次紹介していきますね。
まずはU様邸です。新居をご計画中の時にご夫婦で弊社ショールームにお越し頂き、TU15からTS120まで全ての商品をご覧頂きました。塗装方法についても打合せを行い、最終的にはU様ご自身にてリボス社のアルドボスとクノスを塗装しました。
オープンキッチンからドーンとダイニングリビングと繋がる空間です。TH90をご採用いただきました。リビング・ダイニングにはこだわりの一枚物を施工しました。一枚物は空間をスッキリ見せるので高級感があります。
オープンキッチンの建具の濃い色調とオイル塗装したチークの色調が空間を締まった感じにしています。ダイニング横にはオイルヒーターがあって寒い冬でもホンワカ暖かい食卓になりそうですね。
階段は壁と同系色にすることで統一感が出ています。うっすらと木目がみているのもいいですね。ドア枠や巾木などは壁の色と合わせることで統一感があります。
キッチンの床にはTU15を施工し撥水効果の高いクノスを塗布しました。手前はダイニングから続くTH90になります。クノスは3分艶でアルドボスは艶消しになります。微妙な違いですがクノスの方がやや光沢感があります。
キッチンカウンターの側面のラインを見切りとして、内側にTU15です。そのため、ダイニングからは床材の種類が変わったのが見えないので違和感がありません。
こちらはTU15ユニタイプにリボス アルドボスを塗布したアップの画像。U様に「ユニタイプもかなり格好いい」と褒めていただきました。弊社のユニタイプは、ユニを組み合わせるピースを自社のスタッフで選んでいます。ひと手間かかるのですが、これが仕上がりの違いに如実に出るんです。
U様にて行った塗装工程でも、240番手のサンディングペーパーで下地調整を行っていただくなど丁寧な塗装作業をしていただいたのでDIYとは思えないキレイな塗装に仕上がっておりました。
U様によると、オイル拭き上げにはワイプオール(日本製紙クレシア)がとても役に立つとのこと。今度、塗装作業の時に試してみたいです!
天然石壁とチーク無垢床材
TH90とTU15を施工いただいたB様邸に訪問しました。海と富士山を望む絶景のお宅です。
リビングにはTH90を無塗装のまま施工し、ベッドルームにはTU15を選ばれました。アクセントとなる石壁とバーカウンターがいい雰囲気です。先日、訪問した際にはゆったりしたソファとコーヒーテーブルがありました。
バーカウンターは、チーク集成材のT3000(厚30x幅600x長3,000mm)を加工しました。
埋め込み式のアップライトがカウンター奥のコーナーをほんのり照らします。夜、カウンターに座っていると、ついついお酒が進みそうです。
階段框はTU15を加工して納めてありました。フローリングと同じ材なので統一感がありますね。階段を上がったところはTU15(無塗装)になります。
さて、ミャンマーよりチークフローリングのコンテナが到着しました。TU15とTH90、TS90を積んできました。
今回のロットもミャンマー天然物特有の油分が多く目が詰まったチーク材です。
早速入荷をお待ちいただいていたお客様に配送を行いました。
輸入品なので在庫切れとなってお待ちいただくケースがございます。折角チークフローリングに決めていたのに施工時に在庫切れとならないよう、弊社では皆様に取り置きをオススメしております。
取り置きを頂ければ、施工時まで大切に保管しておきますので在庫切れの心配ご無用です。
このコンテナにはチーク無垢材のシステムベッドを積んできました。ニトリさんのCMで有名なあの家具ですが、弊社のは全て本チーク無垢材です。設置後レポートします!
TH90ソリッドタイプの施工例(塗装)
ミャンマーでは先日、20年ぶりの総選挙がありました。工場は一斉休暇となり、選挙ムード一色となりました。今週から少しずつ通常モードになってきたようです。
弊社のある横浜も、先週はAPECが開催されていた関係で全国から多くの警察官の方が来てました。みなとみらい地区は多くの警察官による厳戒態勢で、さながら映画のワンシーンのような感じ。
政治ウィークな1週間でした。
さて、TH90(15x90x910mm)一枚ものを施工されたG様邸にお伺いしました。弊社の塗装オプション(蜜蝋ワックス)を行ってからの納品です。ワックスをかけると木目が引き立ち、全体的に濃い目のしっとりした雰囲気になります。
窓から入る緑と天井の照明に本チークが映えています。電球色で照らされるチークの色はナチュラルで温かみのある色に見えます。
ワックスやオイルをかけることで、ミャンマー産本チークは木目がシャープに浮き立ちます。また、G様邸はソリッドタイプ(一枚もの)を施工したので、長さ方向がすっきりした感じになります。G様にこだわって頂いた故に実現できた気品ある廊下です。
廊下を逆側からパチリ。一枚ものなので長さが強調されて、奥行きを感じました。天然石壁のアクセントと窓から差し込んでいる光が廊下にメリハリをつけています。
本チークは、時間が経っていくことで床が馴染んで良い色合いになります。数年後が楽しみです。