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2月 27, 2015
admin

ヘリンボーン張りの施工事例


今回はTHB15 ヘリンボーン張りの施工例を紹介します。
語源は、Herring(ニシン)Bone(骨)。斜め45度に連続する柄がニシンの背骨の形に似ていることからヘリンボーンと呼ばれており、日本では、杉の葉の模様に似ているために杉綾と呼ばれることもあります。洋服などでは、生地を斜めに織り込んだヘリンボーンジャケットなどがあります。
ヘリンボーン張り施工事例1

このヘリンボーン張りはベルサイユ宮殿や鹿鳴館などで採用されるなど、クラシックな空間に用いられることがあります。チーク材は色合いに濃淡のある樹種なので、ヘリンボーン張りにした場合立体感が際立ちます。また、通常の張り方よりも、寸法安定性が増すのがヘリンボーン張りです。
施工時に手間が掛かるデメリットがありますが、チーク材でヘリンボーンにすると、とても雰囲気のある空間になります。


こちらのM邸はスウェーデンBona社のドライファストという自然オイルで仕上げております。色はクリア(ナチュラル)です。一回塗りで仕上がり、サラリとした表面になります。塗装することで、汚れやシミがつきにくくなり、メンテナンス性が良くなります。張り方が特殊なので、壁際などの納まりに手間が掛かります。割付図などを作成したほうが良いかもしれません。
横浜市中区山手にある外交官の家にもヘリンボーン張りが採用されておりました。年月を経て風格のあるフローリングですね。
部屋によって張り方を変えております。なお、弊社のTHB15はパーケット張りもできますよ!
外交官の家パーケット張りこちらの外交官の家の割り付け図です。フローリングの色々な張り方パターンをみることができます。
外交官の家割付図
9月 19, 2012
admin

パーケット張りの施工事例

まだまだ暑い日が続きますねー。

そんな中、THB15を施工いただいているHigh Light様の現場へ訪問しました。こちらの現場では、THB15をパーケット張りにて施工です。六本木のアメリカンレストランCheeh and Chong’s さんの個室内装に採用いただきました。

パーケット張りの無垢フローリング

アメリカンビンテージがマッチする空間です。オリジナルのアイアン家具にチーク無垢材が相性バッチリです。これから木製ブラインドや装飾の什器等が入って、雰囲気のあるアンティークな感じになります。チーク無垢材の持つ本物の味わい深いWoodyな雰囲気が居心地のよいDining roomを作り出しています。そして、この市松模様のパーケット張りは、かわいらしいアンティークな雰囲気をもっていますね。

パーケット張りでアメリカンな空間海外ビールも多く取り揃えていて、ワインもたくさんあるそうです。お店の場所は麻布警察署の真横です。六本木に仕事・遊びに行かれる方は要チェックです!

7月 10, 2009
admin

ローカルのパーケット張り

瞑想休憩中に寺院の中を散策してたところ、チークフローリングの特有の香りがしてきました。その香りに引き寄せられていくと、僧院のリフォームでチークフローリング張りをしている現場に出くわしました。
張っていたのはラムパーケットというタイプです。市松模様に施工してます。注目すべきは色目の濃い物と薄い物を選り分けて、互い違いになるようにしている点。
monastery2.JPG
施工をしている大工さんとは別に、事前にこの色分けをするセレクターが色の濃い物と薄い物を選り分けして並べます。大工さんはそれをスラブに直張りしていきます。
ラムパーケットのサイズは15cm長の5cmで面取り無しです。押すタイプのカンナを使いながら15cm四方の市松模様のパーケットにしていきます。なんともエレガントな仕上がりです。
ここは地元の方が瞑想する為の部屋になるとか。瞑想では床面に直接座ったり寝転んだりするので、チークの程よい硬さと滑らかな質感が心地よい場所を作り出し、集中力を持続させるのに役立つそうです。

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