価格改定について
今年も師走になりました。早いものです。本年度は弊社のチークフローリングならびにアジアンウォールナットをご愛顧いただきありがとうございました。数多くのお客様にご採用いただき、一人でも多くの方に上質な無垢フローリングの空間をご提供できたことを嬉しく思っております。
一方で10月31日以降の急激な円安により、輸入しているフローリング製品の仕入価格が上昇いたしました。価格上昇分を吸収すべくコストダウンやミャンマー製材所と交渉を行ってまいりましたが、弊社だけでの努力では今般の上昇分を吸収することができませんでした。
つきましては、真に遺憾ではありますが、12月1日以降の見積り分よりフローリング製品の価格を改定させていただくこととなりました。
ご採用を検討いただいております皆様には、ご迷惑をおかけいたしますが、弊社にてコストアップ分をできる限り吸収し、値上げ幅を圧縮いたしましたので、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願いします。
また、ご不明な点などあれば弊社までお問い合わせください。
チーク事業部
店長 相原
無垢フローリングの日焼け アジアンウォールナット編
無垢フローリングの日焼けについて、数回にわたって記事を掲載していきたいと思います。
今回はアジアンウォールナットの日焼けについて見ていきます。木材は紫外線を浴びると日焼けをします。これはどんな木材でも共通です。
色合いが赤くなるものや黄ばんでくるものなど樹種によって様々です。木質フローリングは、日焼けによって色合いを経年変化させていきますので、家具の配置やカーテンによる遮光などを想定に入れておいたほうが良いです。
それでは、弊社で販売しているアジアンウォールナットの実験結果です。
<実験方法>
日焼けの状態を明確にするため、カットサンプルの半分は紫外線が当たらないように目隠しをして、日のあたる窓辺に1年近く設置しました。
<結果>
無塗装品については、日焼けした部分は色が抜けたように淡い色合いになりました。目隠ししていた部分が元のチョコレートブラウンの素地色です。
一方、オイル塗装を施してから日焼けにさらされていた部分は、あまり日焼けが目立っていないように見えます。オイルの成分が色が抜けるのを防いだのでしょうか?
<無塗装品が日焼けした際の修復方法>
先ほどのくっきり日焼け跡がついたフローリングにオイル塗装を施してみましたが、日焼け部分と目隠し部分で明確に分かれてしまいました。日焼けした部分に対して何らかの処置をしてからでないと、オイルの上塗りだけでは対策としては弱い感じです。
そこで、サンドペーパーで日焼けした部分を研磨してフレッシュな部分を表してからオイル塗装を施しました。
見た目的には日焼け部分と目隠し部分の差が目立たなくなりましたので、対策としては良い結果だと思います。無垢材は複合フローリングと違ってサンディング研磨が可能なので、こうした日焼けに対しても解決策があります。
ただし、広範囲にこのサンディングを行うのは大変だと思います。そのため、アジアンウォールナットに関してはオイル塗装を施して、日焼けによる退色をある程度防ぐことが有効ではないかと思います。
次回はチーク材について、見ていきたいと思います。
アジアンウォールナットの施工事例
久しぶりの更新です。
アジアンウォールナットAWN15をご購入頂いたS様より施工写真をいただきました。
ナチュラルな建具や家具にも褐色のアジアンウォールナットがマッチしてシックな雰囲気です。アジアンウォールナットは無塗装よりも自然塗装をした方が、木目が浮かび上がり綺麗に仕上がります。
S様からも、素敵な床で感動しているという感想をいただきました。
弊社ではアジアンウォールナットは15mm厚x90mm幅x1820mm長のものと12mm厚x90mm幅x1820mm長の2種類を用意しております。12mm厚は薄いのでリフォームなどにも最適です。
まずは無料サンプルを手にとって頂き、重厚なアジアンウォールナットの風合いを実感頂ければと存じます。
無料サンプルのご用命は以下のバナーをクリックしてください!
アジアンウォールナットの原木
蒸し暑い日が続きますが皆様如何お過ごしでしょうか。蒸し暑い日こそ、さらりとした風合いのチークやアジアンウォールナット無垢フローリングの爽やかな踏み心地をご堪能下さい。
さて、弊社にて絶賛販売中のアジアンウォールナットの原木を紹介します。アジアンウォールナットはチョコレート色の色合いの樹種です。チークなどと比べると結構硬くて重いです。
アジアンウォルナットは木自体が褐色の色合いなので、着色などを施さなくてもダークな色合いの床材になります。また、万が一傷がついたりした場合でも元々が濃い色合いなので、傷が目立つような事は余りありません。
木目が明瞭なので、オイル塗装をするとこの木目が浮き立ち、すごく綺麗な色合いになります。
こちらの施工例ではリボス クノスオイルを塗布しております。ダンスホールですが、傷なども目立ちにくく美しい木目が特徴的です。
樹皮はクルミの木のような、ナラの木のような、ゴツゴツした感じの樹皮です。ちなみに丸太の上に空いている穴は鎖を通す為の物です。ここに鎖を通して、象が1本1本丸太をジャングルから運搬します。ワイルドですよね。
無料サンプルでは、オイル塗装を施した物も送付可能です。是非、実際にお手にとって頂ければと存じます。
12mm厚アジアンウォールナットフローリング
ダークブラウン・チョコレート色の無垢フローリング アジアンウォールナットの施工例の紹介です。
アジアンウォールナットのフローリングは、木自体が灰褐色~茶褐色の色合いを持っています。そのため、傷がついたりした場合でも下地の色が出てしまう事態にはなりませんので、いつまでも高級感のある雰囲気を楽しむ事ができます。
こちらのS様邸では無塗装品に自然塗装(クリア)をされました。自然塗装をすることで色合いが濃くなり、穏やかな光沢とともに木目が浮き立ちます。また、汚れなどに対しても強くなりますのでメンテナンス性も改善できます。
12mm厚x75mm幅x1820mmのユニタイプにすることでコストダウンをしました。平米当たり3,600円という価格を実現しております。
硬く重厚な木材なので、土足の環境、ピンヒールでカツカツしてしまうような場所でも耐えることができます。
是非サンプルを取り寄せてみてください。