マリン用のデッキ材として最適なミャンマー産本チーク材
お盆の時期で、問い合わせも少なめなのでデッキ材としてのミャンマーチーク材を端的に表現していた海外の文書を紹介します。日本語訳として表現が??なところもありますがご容赦ください。 なぜミャンマー産本チークがヨットやクルーザのデッキ材として使用されるのかが記載されています。デッキなどで使用されるチーク材は現地でも区別されて取引されています。とくに、柾目材を選別して造船材としており、ヤンゴンには海外市場向けにヨットデッキをテンプレートにそってプレカット?して製造している工場もあります。
欧州などはヨットなどのマリン産業の市場規模が大きいので、こうしたサービスも充実しています。
チークの持つ珍しい美しさ、その豊かな黄金色の光沢、装飾的な木目、そして、寸法安定性と強さ、耐朽性は、海洋造船材として最良の材となる素養を兼ね備えております。
チークは、森の王として知られています。
チークは多くの用途に使用できますが、チークの代替となるような樹種は多くないです。
チークは、造船産業の柱として考えられてきました。チークは、航空母艦、高いマストを有する高級大型帆船、洗練された周遊船、精緻な作りのヨット、ディンギーならびに頑丈な作業船にまで用いられました。
何世紀もの間、チークのデッキは卓越性の手本として君臨してきました。しかし、多くの人々が、チークの木材として優れた点と多岐にわたる使用用途を熟知しているというわけではありません。
チーク材は炎天下の紫外線照射と波浪を被って海水に浸される事の繰り返しに耐えることができる唯一の木で、割れない・ひびが入らない・ゆがまないので、デッキ材としてチーク材が重宝されるのです。
タイタニック号のデッキは、チークでおおわれていました。運命の1912年4月15日にタイタニック号が沈んだのですが、今日もなおチークデッキ材が海の中で残存しております。また、150年前にヤンゴン川に沈んでしまったチーク丸太を引き上げたところ、伐採されたときと同じように心材部分は丈夫なままで金褐色のままでした。
高湿度条件となるボート船内部分では、チークはドア、ハッチと家具に理想的です。
というのも、チーク材はゆがまず、ねじれず、寸法安定性に優れているので、こうしたゆがみが原因で開閉困難になるドアや引き出しなどの用途に最適なのです。
その他の樹種の多くは水にぬれると簡単にワレが発生しますが、チークは天然の油分を含んでいるので、たとえ直射日光と海水を被ることを繰り返すような洋上の過酷な条件のなかでも寸法安定性を保ったまま形状を保つことができます。
また、チークはシリカ成分を多く含んでいます。このシリカ成分は、濡れたデッキの上を歩くときに滑り止め機能となります。オークやパイン材のデッキを歩く場合はスリップして転倒することが多いですが、チークデッキの場合はスリップすることは起こりにくいです。
海洋で使用する場合、金属は容易に腐食し、接触している木材も黒色に酸化する傾向があります。しかし、チークは含有する天然油分の利点によって、こうした変化がおきません。
チークデッキはペンキまたはニスを必要としないで、時間とともにシルバーグレーに経年変化していきます。猛烈な冬の吹雪、モンスーン気候のような降雨、熱帯地方の熱と砂漠の焼けるような乾いた状況さえ、チーク材の強度に影響を与えません。
チークは、テクトキノンという成分を有しており、シロアリやフナクイムシ、木材腐朽菌を忌避させる効果があります。
チークは、機械または作業工具での加工が比較的簡単な木です。
職人と彫刻家は、その特質を尊びます。チーク以外の樹種や人工木材で、こうした普遍性を持つものは殆どありません。
チークは、貴重な資源です。
世界、ビルマ、タイ、ラオスとインドのわずか4カ国のみが、天然のチーク樹林を持っています。
タイはかつて3千万エーカー以上のチーク林を有しておりましたが、数百エーカーに激減しました。その結果、1982年にタイはチークの伐採を禁止しました。チーク林は生物学的にも経済的にも国家に対する影響が大きいので、厳しくコントロールされることになりました。
チークは、世界の中でも最も保護された商業的な樹種といえます。
象によるチーク材の伐採・運搬は、重機による伐採・運搬に比べて環境への負荷が低いため、いまだに広範囲で実施されております。
ミャンマーは、世界の天然チーク材供給の80%を担っています。チークは、熱帯多雨林の樹種でありません。落葉混合樹林で育ちます。
自然な環境の中では、1エーカー当たりの1~5本の木だけが最高の発育環境にあります、しかし、次世代のための更新可能な天然資源としての希少性に目をつけた先見の明のある森林管理者の助けを得て、ビルマ(当時)は1856年にプランテーションを確立しました。
ビルマからのチーク種子を元に、アフリカと中央アメリカでプランテーションが始まっております。潜在的収益が巨大であるので、多くの会社はチーク・プランテーションに投資することを願っています。
ミャンマー産本チークは、世界の他の地域産のチークとは比較の対象にはなりません。
様々な気象条件、地形学、土壌、水はけ、高度、雨量、乾いた季節の長さ、適切な育林技術の欠如と専門的な管理方法の違いが、他国産のチークがミャンマー産本チークに木質、硬さ、木目、色合い等の点で遠く及ばない要因となっています。
チークが高値なために、多くのヨット・ビルダーは、チークの代わりにオーク、タモ、カエデ、マホガニーまたはチェリーの使用を試みました。
また、他にはアフリカ原産の樹種を「アフリカンチーク」として販売促進しようしております。
これらの樹種は様々な用途で代替可能かもしれませんが、造船材としてチークは代替不可能な唯一無二のものです。
チーク材の加工後の美しさや信頼性だけでなく、潜在的な顧客クレームを避けるために、多くの船大工はチーク材に回帰しました。
船が海を通う限り、ビルマ本チークは造船材に不可欠なピースです。ビルマチークは、まさにマリン産業のための自然界から贈られたギフトではないでしょうか。
お盆期間中の床材の配達について
明日からもう8月ですね。ミャンマーでは目下、コンテナ2本の輸出準備にかかっております。
さて、8月のお盆時期ですが運送会社が夏季休暇に入りますので、お盆期間中の配達が出来ません。
- 8月11日までは通常配達、8月12日~8月17日まで夏季休暇
- 8月18日より通常配達のみとなります。
お盆前後にご注文・納品予定の方はご留意ください。
なお、弊社事務所はお盆期間に関係なくオープンしております。ショールームも随時見学可能なので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。(汎アジア貿易の場所)
チーク無垢角材の入荷案内
7月中旬にチーク無垢框材が入荷します。 現在の在庫リストはコチラをClickしてください。
今回は全部で81本の入荷があります。厚みは50mm厚のみ!幅は150-355mmで長さは2000mm前後のものが多いです。 また、250mm幅以上の幅広角材が8本入荷します。
こちらは厚50mmx幅355mmx長2,000mmです。このサイズが2-3枚あれば、無垢のテーブルなんかもできそうです。単独でも式台などにご活用ください。
角材は人口乾燥・無塗装・4面プレーナー済みの商品です。
81本の詳細なサイズは入庫しだいWebの在庫リストに追加します。
皆様のアイデアでこのチーク材をご活用ください!
無垢フローリングの日焼け チーク編
前回に引き続き、無垢フローリングの日焼けについて観察してみました。今回はミャンマーチークが日焼けするとどうなるかを見ていきます。 アジアンウォールナットと同じく、カットサンプルの半分を目隠しして日当たりの良い窓辺に設置しました。6年以上経過したものもあります! チークの場合、塗装の有無に限らず日焼けによる色合いの変化が確認できました。オイル塗装品は、木目に沿って淡く退色したところがあり、木目が明瞭になった感じです。無塗装品も同じく、木目が明瞭になった感じですが、それよりも元々の土色のような色味から茶褐色の奇麗な色あいに変化したのが印象的です。
下記の写真は5年経過したTU15チークユニフローリングですが、右側半分が開梱した当時の色合いです。開梱当時の色味は、ユニの接合箇所が明確なほどピース毎の色合いの違いが明確ですが、5年経年変化した後だと、色合いが同じようなトーンに変化しており違いが目立たなくなっております。
チークフローリングは施工直後こそチークの色味の違いが大きく出ますが、経年変化によって色合いが茶褐色系に統一されていきます。施工当初は淡い色合いのものも濃くなっていき、まさに金色のゴールデンチークとなっていきます。 下記の写真は施工後に6年経過したTU15ユニフローリングです。無塗装品です。施工当初に目立っていた色ムラも経年変化で目立たなくなりました。また、チークのオイル成分により自然な光沢を帯びるようになっております。
ミャンマーチーク無垢フローリングの製材動画
みなさま、残暑お見舞い申し上げます。
急に暑くなりましたね。ヤンゴンと変わらないような暑さです。むしろ横浜は雨が降ってないのでヤンゴンよりも暑いかもしれませんね。
さて、今回はチークの製材についてYoutube動画を使ってご紹介します。I-phoneの動画なのでサイズが小さいですが、ご勘弁下さい。
まずは丸太の製材から。比較的小さな丸太を製材しております。
こうした作業を繰り返した板状にしたものを適当なサイズに揃えて、人工乾燥庫にかけます。
人工乾燥を経て、所定の含水率まで低減させた後、モルダーと呼ばれる製材機に欠けます。四角の角材から、フローリングの横の凸凹と裏面の凹みを加工します。また、幅・厚みなどをこの過程で揃えます。加工をかける半製品の長さの調整や加工刃の研磨などエンジニアの腕の見せ所です。この加工の後、弊社の従業員による厳しい品質チェックが入ります。
チークの製材所は、チーク材特有の香りが充満しています。また、削りカスも油分を多く含んでいるので握ると砂団子みたいに固まります。