チーク無垢フローリングの色合いチャート
もうすぐ待ちに待ったゴールデンウィークですね。
私は家族連れで御殿場の方面へキャンプにいってきます。もちろんチークの折りたたみテーブルとチェアをもって行きます。折りたたむとペタンコになるので、車で持っていくにも楽々です。(ただし無垢なので少し重いです・・・)
さて、今回は弊社のチークフローリングの実物をカラーチャート風に並べてみました。
(ユニタイプのカットサンプルを並べたので、タテ継ぎ部分もあります)
左上から右下にかけて色合いが濃くなるように並べました。
同じミャンマーチークでも結構色合いが違います。また、木目に沿って縞模様が入っているものもあります。
育った環境で色合いが変わるそうですが、同じものは一つとしてないです。
こうした色合いの違いや縞の木目にも良い所があります!
以前お客様から教えてもらったのですが、ミャンマーチークはこうした色の濃淡やハッキリした木目があるので、小さな傷や汚れが目立たないのというところです。
無垢フローリングにしたいけど、傷や汚れが目立つのはちょっと・・・という方は、是非ミャンマーチークをご検討下さい!
30年経年変化したチークフローリング
もう2月になってしまいましたが、今年1回目のブログです。皆様あけましておめでとうございます!(あいさつ遅すぎですね・・・)
チークフローリング・框材を納品したお客様のところで貴重なものを見せていただきました。施工後30年が経過した本チーク無垢フローリングです。
弊社が納品したものではありませんが、インド産の天然本チーク材を日本でフローリングに挽いたものだそうです。無塗装のまま使って30年が経過し、すばらしい艶を放っています。まさに住人の歩行によって、自然に磨かれた床材です。
以前、お客様にいわれて「なるほど」と思ったことは、「無垢の本チーク材は、施工後からどんどん味が出て、風合いが増していくところが魅力的」ということでした。
一般的な工業品は新品のときが一番美しく、徐々に劣化していくものです。
一方、無垢床材は時間とともに味わいがでて艶を増していきます。時間が経つほどに価値あるものになっていくビンテージワインの様ですね。
長期優良住宅の普及が政府の政策で促進されています。良いもの大切に長く使うことは、経済的にも環境のためにもとても良いことだと思います。そして、2世代・3世代と長く住む家には、時間とともに美しさを増し、耐久性がズバ抜けて優れているチーク床材がピッタリです。
メンテナンスが楽な無垢フローリング
今年もあと4日間になりました。弊社は本日より1月4日まで年末・年始の休暇を頂きます。
年末といえば大掃除です。店長宅のチークフローリングは無塗装なので、石鹸水モップ掛けで汚れを落とす予定です。
さて、TU15をご採用いただいたH様邸に伺わせていただきました。
入るなり「おぉっ」と声を出してしまったのが、リビングに張ってあった木曽和紙です。チークの床ともマッチして、和紙のクロス、雰囲気ありますね。この和紙も経年変化で表情が変わっていくそうです。
ところで、H様は床材を選ぶにあたってとても興味深い実験をされています。詳細はH様のブログ「フローリング実験室」で。
H様が床を選ぶ際のポイントとしたのが、
1.傷が気になるほど残らない
2.汚れにくい
というところでした。生活する中で傷がつくのはしょうがないのですが、チークは木目がはっきりしているので傷が目立ちにくいのです。
施工後にお伺いする中で、皆さん異口同音にいわれる「メンテが思っていたより楽!」ということが、H様のブログを読んで腑に落ちました。H様、貴重な実験をありがとうございます!
今年1年皆様には大変お世話になりました。弊社チークフローリングスタッフ一同心より御礼申し上げます。
それでは皆さんよいお年を!!
チーク無垢フローリングの含水率
近々チークフローリングが出荷されます。そんなわけでミャンマーの弊社スタッフより次回出荷分の品質検査報告が毎日メールで届いてます。
下の写真は含水率の測定状況です。この機械でフローリングに含まれる水分を測定します。このチークの含水率は9.8%でした。規定範囲内です。
ミャンマーチークの乾燥方法は、巻き枯らしのあと工場で機械乾燥に掛けられます。大きいサウナみたいな設備です。そして、規定の含水率になった後でフローリングに加工します。
これは出荷待ちのチークフローリングです。良い色合いです。
最近は欧州や新興国の経済が若干持ち直してきたようで、一部商談が活発になってきたそうです。景気が良くなる事はよい事です!が、チークの原木価格が上がりそうで戦々恐々です。
経年変化で飴色になる無垢フローリング
施工例を更新しましたので、よろしければご覧下さい。TU15とTS90を更新しました。
さて、ミャンマー産の本チーク材は天然の油分を沢山含んでいるので経年変化で綺麗な飴色になっていきます。
本チーク材は製材当初の色味が良くない場合がありますが、経年変化で綺麗な飴色になっていき、表面がやや光沢を帯びてきます。特に油分を豊富に含んでいる場合はこの変化が綺麗に出ます。
下記の例は2008年2月に入庫したチーク材の経年変化を比較した物です。無垢材の半分を密閉して外気に触れいないようにして、製材当初との色味を比較しました。
経年変化で飴色になった部分はチークの油分が抜け、ツヤツヤした触感になってます。一方、ブチ模様が残っている部分はチークの油分がまだ残っている状態でした。
また、黒いシミ状のものは殆ど抜けました。
他にも数例用意しましたが、結果は同じような物でした。
他の例については、弊社にて用意しておりますのでご覧になりたい方は遠慮なくご連絡ください。
補足ブログ記事
30年経年変化したチーク無垢床材(無塗装)