チーク無垢フローリングのソープフィニッシュメンテナンス実例
暑くなったり寒くなったりと気温のアップダウンが激しいですが如何お過ごしでしょうか。
この季節は、子供が水遊びをして濡れた足で入ってきたり冷たい飲み物の結露などにより水ジミをはじめとする汚れがつきやすい時季です。店長宅も暑くてメンテナンスをサボり気味だったので、水ジミが多くついてしまった状態でした。
我が家の場合、子供が小さいのでお菓子をこぼしたりというのもあります。
先週末、関東地方はやや涼しかったので、恒例のモップ掛けを実施しました。本当は月イチくらいでやらないとなんですが・・・。
<用意するもの>
- 昔ながらの水拭きモップ
- バケツ
- オリーブオイルの石鹸
<方法>
- お湯2リットル程度にオリーブオイルの石鹸を適量(10gくらい)溶かし石鹸水を作る。カッターで刻むと溶け易い。
- その石鹸水を(12Lくらい)バケツの水で薄めます。
- モップを浸して、固く絞って、床をゴシゴシ。
- モップが乾いてきたら、また浸して絞ってゴシゴシ、の繰り返し。
なお、乾拭きとか綺麗な水で拭き取るとかは特になし。汚れがひどいなーと感じるところは何回か繰り返します。
水シミなんかは結構綺麗に落ちます。素足で歩いた感じは清掃後は「サラサラ」した感じになります。
小学生の子供が「お、なんか床が綺麗じゃん」と気付くレベルにはなりました!
(下の画像をクリックすると拡大表示します)
写真だとわかりにくいですが、広い範囲だと結構キレイになったと感じるので、充実感あります!
イメージとしては「石鹸水で汚れた床を洗う」感じです。是非お試し下さい。
以下、メンテナンスに関するブログ関連記事です。
無垢材のメンテナンス実験<水ジミ編>
メンテナンスが楽な無垢フローリング
経年変化で飴色になる無垢フローリング
30年経年変化したチークフローリング
無垢材の断熱効果
7月になって夏本番。暑い日が続きますね。さらに今年は電力不足なので節電がテーマです。電力消費を抑える為に、エアコンの使用制限をおこなっている方が多いと思います。「もともとエアコンが苦手!」という人も多いかと思いますが、今年こそエアコンに頼らずに体感温度を下げて、少しでも快適な環境を作ることが大事ではないでしょうか。
弊社のチーク無垢材を施工されたお客様からよく聞かれるのが「素足で歩いてもベトベトせずにサラッとして快適!」という感想です。無塗装や自然塗装の場合、チーク無垢材の質感を活かすことでサラリとした触感の床材になります。また、冬でも「痛いくらい冷たい」ようなことはなくホンワカとした温もりがあります。特にこれまで合板フローリングで生活されていた場合、その違いに驚かれることと思います。
ここで学術的なウンチクを。チークやナラ、ウォールナットという広葉樹には、根から吸い上げた水分を樹木全体に行き渡らせるために「導管」とよばれる血管のようなものが備わっています。伐採されフローリング等に製材されると、木材の水分は乾燥して導管のなかは空っぽの空間になります。こうした空間は空気層となって熱伝導率を抑え天然の断熱材になるのです。そのため、木材に触れた時にサラリとした爽やかな感覚があるのです。

チーク

ミズナラ

オニグルミ(ウォールナット)

ローズウッド
また、無垢材には施工後も水分を吸湿し、湿度を下げる効果があります。ムシ暑い日に無垢材や漆喰など自然素材に囲まれた部屋に入ると何となくサラリとしているのは、こうした吸湿効果によるものです。こうして吸湿した水分は乾燥する冬に放出して部屋の湿度を上げる効果があります。
世界の車窓から
こんにちは。
先々週からテレビ朝日の世界の車窓からでミャンマーが紹介されています。7月17日までの放送らしいです。
そして、今日(6月20日)はバガン遺跡です!
と一人で興奮していますが、バガンは店長お勧め度ナンバー1の観光地なのです。バガンはミャンマーでも屈指の仏教遺跡で1000年前のお寺(パゴダ)がたくさんあります。3年前に仕事の合間に1泊してきたのですが、歴史と風情のある懐かしい感じのする町というのを覚えています。
馬車で遺跡を巡って、夕方はイラワジ川にサンセットクルージング、手には「アジアNo.1ビール」のミャンマービール。喧騒を忘れてゆっくりできます。
アーナンダ寺院の仏像もゴールドで圧巻!
鎌倉長谷観音が好きな方なら気に入ると思いますよ。
それにしても、世界の車窓からバガン編、、5分とは言わず30分くらい放送して欲しい!
アジアンウォールナットの施工例
アジアンウォールナットの施工例を紹介します。
U様より施工後の写真をいただきました。
弊社のアジアンウォールナットは蜜蝋ワックス仕上げになっております。色未はチョコレートブラウンで、木目は明瞭です。時々淡い色合のものが混ざっております。アジアンウォールナットは木自体が灰褐色です。そして自然塗装をすることで、濃い色合になり木目が浮き立ちます。
ユニを構成するピースが大きいので、あまり細々していませんね。
ドアの見切り部分等勉強になります!テーラーのアトリエにご使用いただきました。
続きましてT様邸の施工例写真です。
薪ストーブとピクチャーウィンドウが印象的です。窓からみえる緑が黒褐色のウォールナット床材に映えますね。窓枠は実際に額装のようにモールディングがされているので、大きい絵画のように見えます。壁紙はルナファーザーの下地壁紙です。青みのある綺麗な色合です。
薪ストーブ・・・いい感じです!家の中で火を見ることができるのが羨ましいです。暖をとるだけでなく、ゆらめく火を眺めながらリラックスするのは極上な時間です。
そして、階段は床材を使用して造作してもらいました。
チーク無垢材を使った木製ロフトベッド
今日はチーク無垢材で作ったロフトベッドを紹介します。
ニトリさんのCMでも紹介されて有名になったロフトベッドです。システムベッドともいうそうですが、2段ベットにして空いたスペースに机や本棚・タンスが収納されて空間を有効活用できるシステム家具です。パイプベッドのものが多く、木製だとパイン材等のものが主流です。
チーク材を扱っているので、チーク材でできないかなーと現地工場長に相談。実は以前もガーデンテーブルのセットを写真と動画を駆使して作ってもらったので今回もお願いしてみました。
そして、できました。組み立て式です。組み立ては1時間くらいで完成。必要な工具は六角レンチのみで付属しています。ベッドの立ち上がりのところだけ妻に手伝ってもらいました。他の本棚・机・タンスは組み立て済みです。
ベッドフレームは一枚物で仕上げてもらいました。また机は柾目の一枚物を接ぎ合わせて作ってもらいました。逆に本棚とタンスはフィンガージョイントの集成にしてコストを抑えました。仕上げ塗装はリボス「アルドボス」のオイルフィニッシュです。
ベッドフレームや机の天板のところはRがついていて優しい感じになってます。
各パーツの配置を、アレコレ迷いつつ現状こんな感じです。ちなみに机もベッド下に収納可能です。
試作品としてはマズマズの出来ではないでしょうか。息子には、大人になるまで磨きこんで使い続けて欲しいものです。全て無垢チーク材なので長持ち間違いなしです。そして、何十年かするとアンティークな風合いになるでしょう。
ちなみに床は120mm幅の本チークフローリングのユニタイプです。(現在は廃盤商品)無塗装のままですが、5年経って結構濃い色合になってきました。
このロフトベッドの価格・納期等はお問い合わせください。