資材不足をやっつけろ
震災から2週間経ちました。被災地や日本全国の状況が徐々に明らかになってきました。原発・電力不足など未だ予断を許さない状況が続いています。TVでみる被災地や避難所の状況を見る限り、一日でも早い被災地の復興を願ってます。そこで、普段の生活で自分に何ができるかということを毎日考えるようになりました。節電・省エネ・寄付はできるだけ、やれるだけやります!
普段の仕事では何かできないか考えました。
建材関係では、構造用合板が全国的に品薄とのことです。サイディングやサッシも少なくなってきているとのこと・・・。そんな中、弊社では通常よりも在庫を増やしていこうと思い、現地の工場に日本向けチークフローリングの増産・早期出荷を依頼しております。被災地を含め、弊社のチークフローリングにお声がかかるならば即納体制で臨みたいと考えています。もちろん値上げなんかしません。
まず第一便、ソリッドが今週ヤンゴンを出港しました。来月までに更に第2、第3便も出港する予定です。私にやれることは資材調達・確保です!どんどんいきます!
東北関東大震災について
東北関東大震災により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。日本全体で一丸となって、この困難に立ち向かい、何としても克服していきましょう。
関東以北の交通渋滞・交通規制のために、配達が遅延する場合もございます。在庫品でも納品までにお時間を頂く場合がありますので、弊社のチークフローリングをご検討いただいている場合は、早めにご連絡を頂ければと存じます。
ミャンマーから、弊社ローカルスタッフ、弊社提携工場、児童支援施設から3月11日より安否確認と応援メールが届いております。また、日本には世界各国から応援が届いています。世界は一つと感じました。前向きに!がんばりましょう。
写真はミャンマーにて。ナルギス台風被害後の困難な状況でも笑顔を失わずに、元気ている児童支援施設の子供とスタッフたち。ピンチでも希望を失わないところが印象的でした。
天然石壁とチーク無垢床材
TH90とTU15を施工いただいたB様邸に訪問しました。海と富士山を望む絶景のお宅です。
リビングにはTH90を無塗装のまま施工し、ベッドルームにはTU15を選ばれました。アクセントとなる石壁とバーカウンターがいい雰囲気です。先日、訪問した際にはゆったりしたソファとコーヒーテーブルがありました。
バーカウンターは、チーク集成材のT3000(厚30x幅600x長3,000mm)を加工しました。
埋め込み式のアップライトがカウンター奥のコーナーをほんのり照らします。夜、カウンターに座っていると、ついついお酒が進みそうです。
階段框はTU15を加工して納めてありました。フローリングと同じ材なので統一感がありますね。階段を上がったところはTU15(無塗装)になります。
さて、ミャンマーよりチークフローリングのコンテナが到着しました。TU15とTH90、TS90を積んできました。
今回のロットもミャンマー天然物特有の油分が多く目が詰まったチーク材です。
早速入荷をお待ちいただいていたお客様に配送を行いました。
輸入品なので在庫切れとなってお待ちいただくケースがございます。折角チークフローリングに決めていたのに施工時に在庫切れとならないよう、弊社では皆様に取り置きをオススメしております。
取り置きを頂ければ、施工時まで大切に保管しておきますので在庫切れの心配ご無用です。
このコンテナにはチーク無垢材のシステムベッドを積んできました。ニトリさんのCMで有名なあの家具ですが、弊社のは全て本チーク無垢材です。設置後レポートします!
アイランドキッチンの開放的な間取り
ユニタイプTU15をご採用いただいたM様邸にお伺いしました。訪問当日はスカっと晴れてました。穏やかな朝日が差し込む開放的なLDKです。アイランドキッチンっていいですね。キッチンに立つとダイニングから玄関まで全体が見渡せて、かつ大きな吐き出し窓からはデッキが続いており「広いなぁ」と感じました。まさに間取りの妙です。
シェードはハンターダグラス。シェードを下ろすと、日差しが柔らかくなって落ち着いた雰囲気です。たまに現場で見かけるのですが、ブラインドの羽を調整することで光の量がヤンワリ調整できて優秀です。ブラインドの影が無垢床材に映りこんでいます。
陽だまりに思わず寝転びたくなりますが、お仕事中なので寝転びはしません。
チーク床材にはリボス・カルデットを塗布しました。
ユニタイプの入庫が遅れています
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、現在品切れ中のユニタイプですが、入荷が遅れております。最新の情報ですと2月中旬以降の入荷になります。
お待ちいただいている方には大変申し訳ありません。
遅れた理由は、11月に行われた総選挙で生産が遅れたことと品質チェックに時間が掛かったことによります。
品質チェックで時間が掛かった理由は、含水率を従来の自社基準よりも更に厳しい数値としたために、人口乾燥に掛かる時間が長くなったからです。
弊社では、製品一本ずつ品質管理を行っております。含水率については、人口乾燥・製材・最終検査の各段階で1本ずつ検査しております。ちなみに、フローリング裏面にある数字は1本ずつ測定した含水率になります。含水率を低くすることで、より寸法安定性が高くなり、無垢材の宿命ともいえる暴れや収縮が少なくなります。現地提携工場と交渉をしながら、少しずつ基準をあげていきます。
それにしても、チーク材の納期管理は本当に難しいです。いつも早めの行動を心がけているのですが、なかなか思い通りに運ばない。かといって、無理に急がせることも良くないので、粘り強くやっていくしかないです。皆様にはご迷惑をおかけするのですが、どうぞ暖かく見守ってください。