施工1年後にお邪魔しました
昨年納品させていただいたお客様のご自宅にお邪魔させていただきました。ご使用いただいたのはTH90の一枚ものです。
施工して約1年が経過して、チークの床は飴色に経年変化して、センスの良い家具とマッチして、とても落ち着いた雰囲気でした。
施工直後にお邪魔するケースはよくあるのですが、今回は施工後約1年が経ち、時とともに風格の出た本チークを見る事ができました。時間が経つ事で味が出るのが本チーク材の醍醐味です。
マンションをリフォームしてのお住まいです。床と壁を施主支給されました。弊社のお客様でもマンションリフォームの方が増えております。マンションでの無垢材リフォームの際に課題となるのが「無垢材で防音」です。弊社のお客様では皆様工夫されて工事をされております。詳しくはお問い合わせください。
店長の自己紹介と出張時の様子
今回は自己紹介を兼ねて店長 相原 力の出張時の写真を公開します!「こんな人物が店長なのかー」くらいでご覧下さい。
まずは検品している写真です。この時は真剣です。フローリングに仕上たチーク材が規格通りになっているか1本ずつチェックします。ミャンマーは一年中暑いので、結構きつい作業になります。
次の写真は検品が終わって、休憩しているところです。肌が地黒な方なので、現地にいるとミャンマー人と間違えられる事があります。真ん中の大きな鍋に激甘のジュースが入ってます。工場の皆さんはこれがお気に入りとのこと。
これはボランティアで義援金・食糧を寄付した時の写真です。仕事の合間に、NGO活動を行います。左隣に写っている大きな男は弊社チーク事業部のミャンマー人スタッフ サムです。体のサイズのとおり頼りになる男です。
仕事の後はリラックス。というか、これが一番の楽しみ?ミャンマーには普段では経験できない事が沢山あるので、出張中のオフタイムも充実して過ごせます。写真は馬車でのバガン寺院巡り。
ちなみにミャンマーに行くのは、これからの季節がいいですよ。雨季もそろそろ終息して過ごしやすくなります。
最初のうちは緊張していたミャンマー出張ですが、何度か行くうちに大分慣れてきて、脂っこいミャンマー料理も胃薬飲みつつ、楽しめるようになりました。
和モダンな住宅リフォーム
埼玉県のA様邸に施工後お邪魔いたしました。
今回はお忙しい中、A様には取材にご協力頂きありがとうございました。A様にご採用いただいたものはTU15 ユニタイプです。リビングから子供部屋まで全部屋に採用いただきました。
「素足の踏み心地が最高に気持ちよい。また、チーク材の香りはなんともいえない良さがあるねぇー。」とのこと。まさに五感に響く床材!特に、踏み心地はミャンマー産本チークを採用頂いた皆様からいつも大満足いただいてます。
硬すぎず柔らかすぎず、ヒヤッとした感じがないので足裏にやさしいフローリングです。猫ちゃんの肉球にもやさしい?!
さて、A様邸はリビングから続く真壁の和室があり、桧の腰壁や杉の柱や障子など和モダンな空間でした。チークフローリングも桧や杉の色合いとマッチしてます。
桧の香りと本チークの香りがほんのりする子供部屋。リラックスできて集中力がアップしそうですね。
A様邸では無塗装のままご使用いただいております。1-2ヶ月に一回ソープフィニィッシュで床を洗う事で、水染みなどの汚れは殆ど落ちてしまいます。店長宅も同じ方法を実践してますが、汚れは特に気になりません。無塗装の肌触りは格別な物がありますので、こんなメンテナンス方法もありですよ。
桧もチークも経年変化で色合いが深みを増していくので、時間とともに味のある空間となっていきます。経年変化という楽しみも無垢材にはあります。
経年変化で飴色になる無垢フローリング
施工例を更新しましたので、よろしければご覧下さい。TU15とTS90を更新しました。
さて、ミャンマー産の本チーク材は天然の油分を沢山含んでいるので経年変化で綺麗な飴色になっていきます。
本チーク材は製材当初の色味が良くない場合がありますが、経年変化で綺麗な飴色になっていき、表面がやや光沢を帯びてきます。特に油分を豊富に含んでいる場合はこの変化が綺麗に出ます。
下記の例は2008年2月に入庫したチーク材の経年変化を比較した物です。無垢材の半分を密閉して外気に触れいないようにして、製材当初との色味を比較しました。
経年変化で飴色になった部分はチークの油分が抜け、ツヤツヤした触感になってます。一方、ブチ模様が残っている部分はチークの油分がまだ残っている状態でした。
また、黒いシミ状のものは殆ど抜けました。
他にも数例用意しましたが、結果は同じような物でした。
他の例については、弊社にて用意しておりますのでご覧になりたい方は遠慮なくご連絡ください。
補足ブログ記事
30年経年変化したチーク無垢床材(無塗装)
児童支援活動の紹介
チーク材収益の一部は現地の児童支援事業に役立てさせて頂いております。特に経済的支援が必要な貧困地域で生活している児童に対し、無償医療や衛生教育等を行っているNGOと協力して進めています。
こうした地域では衛生状況が良くないので、小さい子供が胃腸炎や呼吸器系などのあらゆる病気の脅威に晒されています。また、公衆衛生に対する教育が行き届いていないので病気が蔓延するリスクが高いのです。
そこでデイケアセンターを設立し、未就学児に対してメディカルチェックや教育を行ってます。
(子供たちのほっぺに塗ってある白い物は日焼け止めのタナッカです。)
また、デイケアセンターまでの農道が度々冠水していたので、小さな橋を架けました。これで子供たちが安全にデイケアセンターに通えます。現地では「ジャパンブリッジ」と呼ばれているそうですよ。
この他にも孤児院への寄付も行っています。
皆様にミャンマーチークを購入していただき、今後もこうした支援活動を続けて行きたいと考えてます。頑張らなくては!!