ヘリンボーン床の張り方パターン
個性的な床の張り方として人気急上昇中のヘリンボーン張りですが、オーソドックスなシングルヘリンボーン以外にも様々な張り方が可能です。ヘリンボーン張りをご検討中の方の参考になれば幸いです!
なお、使用しているのはTHB15 チーク無垢ヘリンボーン(無塗装品)です。
まずはオーソドックスなヘリンボーンシングルです。いつみてもエレガントな張り方です。
続いて2枚ずつ組み合わせて張っていくヘリンボーンダブルです。かなり個性的な感じになりました。
パーケット張りの施工事例
まだまだ暑い日が続きますねー。
そんな中、THB15を施工いただいているHigh Light様の現場へ訪問しました。こちらの現場では、THB15をパーケット張りにて施工です。六本木のアメリカンレストランCheeh and Chong’s さんの個室内装に採用いただきました。
アメリカンビンテージがマッチする空間です。オリジナルのアイアン家具にチーク無垢材が相性バッチリです。これから木製ブラインドや装飾の什器等が入って、雰囲気のあるアンティークな感じになります。チーク無垢材の持つ本物の味わい深いWoodyな雰囲気が居心地のよいDining roomを作り出しています。そして、この市松模様のパーケット張りは、かわいらしいアンティークな雰囲気をもっていますね。
海外ビールも多く取り揃えていて、ワインもたくさんあるそうです。お店の場所は麻布警察署の真横です。六本木に仕事・遊びに行かれる方は要チェックです!
チーク無垢材のヘリンボーン/パーケット張りフローリング
新商品のご紹介です。THB15 ミャンマー本チークフローリング ヘリンボーン/パーケット張りフローリングです。
サイズ:厚15 x 幅70 x 長420mm の一枚物フローリングでヘリンボーン張り/パーケット張りができるように実加工がしてあります。価格:14,465円/ケース、1.764平米入りです。 平米単価は8,200円 坪単価で27,060円となっております。弊社お馴染みの無塗装仕上げとなっておりますので、自由な仕上げが可能です。もちろん、無塗装のままでも天然チーク独特の油分が豊富なので、最高の肌触りです。ヘリンボーンとは「ニシンの骨」を意味しており、フローリングは左右交互にV字型に組み敷いていきます。張りあがると、なんともクラシカルな雰囲気になります。以前利用したミャンマーのインヤーレークホテルのフローリングで拝見しました。(過去の記事はコチラ)
張り方によってはパーケット張り(市松模様)も可能になります。実は子供の学校の床はパーケット張りです。昔の学校とかの床、特に音楽室とかパーケット張りでしたよね!弊社のチークは、学校に張ってあるタイプに比べると、もう少しサイズが大きくなります。オーディオルームや書斎など趣味の部屋に張り込むチークフローリングにヘリンボーンやパーケット張り、いかがですか?サンプルありますので、お気軽に申し付け下さい。
無垢フローリングの張り方 イロイロ
前回の出張ではヤンゴン市中心から少し離れたインヤーレイクホテルに泊まりました。インヤーレイクホテルはヤンゴンの中でも由緒ある古いホテルになるのですが、湖畔の静かな環境でロビーから客室までチーク材をふんだんに使ったホテルです。他のホテルに比べると、欧米系のゲストが多い感じがしました。
ロビーにはヘリンボーン張りとパーケット張りが組み合わさっていました。いい感じに使い込まれてます。
日本のフローリングのように面取りはしておらず、現地では施工後にサンダーをかけて表面を磨くそうです。
こちらは客室前の廊下に敷きこまれていた市松模様のパーケット貼りです。ロビーに張ってあったものと比べると小さめでした。幅50mmで長さ150mmくらいでしょうか。
色の濃淡を組み合わせて綺麗な市松模様を作っています。チークは濃淡の違いが結構ありますが、それを上手に使っていますね。以前、僧院で施工しているところを見たのですが、色を選り分ける専門の職人がいました。張る職人さんは、色分けされたものをかんなを使いながら長さを併せて張りこんでいましたが、施工は大変そうでした。
ちなみに、工場でパーケット張りのフローリングを見せてもらったのですが、本実加工がありません。
客室内はヘリンボーン張り。フローリングは、短尺で上のパーケット張りのものと同じサイズです。
こうやってみると今度は色の濃淡があまり気にならないですね。よく見ると時々濃い色合のものとかが混じっていますが・・・、うーん不思議です。
ホテルロビーの奥は土産物屋さんが並ぶ廊下になるのですが、スキップフロアになってます。
チーク材の階段框、長尺の一枚ものでした。迫力があります。
土産物屋さん通りは、パーケット張り。
ミャンマーの水掛け祭後に行ったので、宿泊客も少なくとても静かでした。ちなみにインターネットはロビーのみWi-fiが繋がりました。客室からは残念ながら湖がみれませんでした。もし行かれる方はレイクビューの部屋を指定した方が眺めが良いですよ!
フローリングの張り方についての記事一覧
朝鮮張りのオーディオルーム
無垢フローリングすだれ張りの施工事例
無垢フローリングの張り方 イロイロ(このページ)
ローカルのパーケット張り
瞑想休憩中に寺院の中を散策してたところ、チークフローリングの特有の香りがしてきました。その香りに引き寄せられていくと、僧院のリフォームでチークフローリング張りをしている現場に出くわしました。
張っていたのはラムパーケットというタイプです。市松模様に施工してます。注目すべきは色目の濃い物と薄い物を選り分けて、互い違いになるようにしている点。
施工をしている大工さんとは別に、事前にこの色分けをするセレクターが色の濃い物と薄い物を選り分けして並べます。大工さんはそれをスラブに直張りしていきます。
ラムパーケットのサイズは15cm長の5cmで面取り無しです。押すタイプのカンナを使いながら15cm四方の市松模様のパーケットにしていきます。なんともエレガントな仕上がりです。
ここは地元の方が瞑想する為の部屋になるとか。瞑想では床面に直接座ったり寝転んだりするので、チークの程よい硬さと滑らかな質感が心地よい場所を作り出し、集中力を持続させるのに役立つそうです。