無垢材のメンテナンス実験<水ジミ編>
年の瀬といえば、大掃除。普段は見過ごしているところも、一念発起でメンテナンスしてあげる時機です。
というわけで、チーク材のメンテナンスに関して、海外のサイトで面白い記事をみつけました。内容は、無垢のチーク材についてしまった水ジミをどのようにして回復するかということです。紹介するのはカナダのMarilynさんの方法です。 Marilynさんの方法とは、汚れにフキンをあててアイロンするだけというシンプルな内容。でも、やってみたという人からは称賛の雨!通常はサンドペーパーによるサンディングになるのですが、経年変化で味のある色合いになっている場合はペーパー当てるのは少し気が引ける・・・というときにもってこいです。
早速、自社のカットサンプルを使って実験しました。
水ジミだけではなく、醤油・ワイン・コーヒーと汚れのつきやすい液モノを用意して実験しました。実験内容は以下の通りです。
- 無塗装のカットサンプルに染みができるようにワザと汚れを5分ほど放置しました。
- その後、ふきん(今回は綿タオル)を下敷きにして、家庭用のアイロンをあてがい汚れを取り去る。
以上です。結果は・・・・
所要時間3分程度で水ジミは綺麗に取れました!! 醤油・コーヒーのシミも言われないと判らない程度に取れました。ワインは・・・手強かったです(ワイン染みはペーパー当てました)。
サンディングした時のように削りとるものではなかったので、無垢材自体の色合いの変化も少なかったです。ただし、表面が少し毛羽立つ感じになりました。(この毛羽立ちはゴワゴワした布やナイロンタワシで軽く撫でてやると取れます。)
メンテナンスが楽な無垢フローリング
今年もあと4日間になりました。弊社は本日より1月4日まで年末・年始の休暇を頂きます。
年末といえば大掃除です。店長宅のチークフローリングは無塗装なので、石鹸水モップ掛けで汚れを落とす予定です。
さて、TU15をご採用いただいたH様邸に伺わせていただきました。
入るなり「おぉっ」と声を出してしまったのが、リビングに張ってあった木曽和紙です。チークの床ともマッチして、和紙のクロス、雰囲気ありますね。この和紙も経年変化で表情が変わっていくそうです。
ところで、H様は床材を選ぶにあたってとても興味深い実験をされています。詳細はH様のブログ「フローリング実験室」で。
H様が床を選ぶ際のポイントとしたのが、
1.傷が気になるほど残らない
2.汚れにくい
というところでした。生活する中で傷がつくのはしょうがないのですが、チークは木目がはっきりしているので傷が目立ちにくいのです。
施工後にお伺いする中で、皆さん異口同音にいわれる「メンテが思っていたより楽!」ということが、H様のブログを読んで腑に落ちました。H様、貴重な実験をありがとうございます!
今年1年皆様には大変お世話になりました。弊社チークフローリングスタッフ一同心より御礼申し上げます。
それでは皆さんよいお年を!!
TU15を賃貸物件に
先日、いつも弊社のチークフローリングをご贔屓にしていただいているSさまの現場にお伺いしました。
賃貸アパートの床材として、TU15をご採用いただいております。
賃貸ルームx本チーク無垢の組み合わせは滅多になく、ナチュラル志向なユーザーに評判がよく、空室率の改善に寄与しているとのことです。
気持ちの良い踏み心地で、つい長居してしまいました。
無垢材なので、万が一汚れやキズが付いた場合でも退去時にサンディングすれば新しい面がでますので、メンテが容易です。
都内にある賃貸物件です。この物件に関するお問い合わせは弊社までご連絡ください。