チーク床材と漆喰でマンションリノベーション
TS120(15x120x1820mm)を施工いただいたA様から施工後の写真をいただきました。
無垢の肌触りやあたたかさに木の床にしてよかった!とA様には実感いただきました。デスクやテーブル・ソファも味があって素敵ですが、白くて雰囲気のある壁と照明が印象的です。A様のお宅では漆喰に間接照明を合わせることで雰囲気のある空間を創られました。
また、別のお部屋は淡いピンク色の漆喰で落ち着いた雰囲気です。
チークの床材を販売していると、色々な自然素材の壁材と組み合わせを見ることができて勉強になります。特に塗り壁系とチークは相性が良い感じです。
猫ちゃん7匹と一緒に住まわれているA様からのメールを引用させていただきたいと思います。間接照明を使って落ち着いた雰囲気の空間を創りたいと考えている方に大変参考になる内容かと存じます。
“相原様
お世話になります。
ご質問いただきました壁材についてご説明させていただきます。
日本の住宅は直接照明が多いため自分達には明るすぎると感じる事も多く、すごしていても落着きませんでした。
海外のお宅やホテルの様な間接照明にして欲しいと施工会社に相談してみたところ、それなら照明に合わせて壁は漆喰にされるとライトの陰影でとても良い味が加わりますよとすすめられました。
寝室はロイヤルハワイアンホテルと同じピンク色にしたかったので、当初は当然ブラックウォルナットを有力候補に考えていたのですが、
サンプルで頂いたチーク材の色合と肌触りが想像以上に良かったため寝室もミャンマーチークで揃えようかってことになりました。幅広でやさしい木目のチーク材、実は僕以上に家内が大満足してます。 ありがとうございました。”
また、A様邸ではチークフローリングに併せて框材についても弊社の無垢框をご採用いただきました。 玄関土間からの立ち上がり部分に縞チークの框材が納まっております。ミッドセンチュリーのチェストが存在感あります。 TS120の存在感と調和した素敵なリノベーションです。Aさま、素敵な写真をありがとうございました!
杉板の壁材とチーク無垢床材の相性
今回はチーク一枚物(TH90)と杉板の壁材を合わせたS様邸の施工例をご紹介します。
リビングに入るとウッディーなコテージのような雰囲気に包まれます。 床・壁・天井までを無垢材で仕上げたS様邸です。床材に広葉樹のチーク、壁・天井材に針葉樹スギとすることで変化が生まれてスッキリします。また、天井高があるので開放的な雰囲気。
壁に掛けられたキリムとランプシェードがいい雰囲気で、夜になると幻想的な感じになりそうですね。
それぞれが個性的なものなのですが、いずれも自然素材なので見事にマッチングしてナチュラルな雰囲気が出ています。
チーク無垢フローリングはTH90という商品です。サイズは厚15 x 幅90 x 長910mmの一枚物フローリングです。無塗装での仕上げです。無塗装はやや汚れやすいですが、色合い・踏み心地が優しく素材感を感じる事ができます。
ちなみに店長宅も無塗装で6年が経ちました。時々、オリーブオイルの石鹸で床をゴシゴシとモップ掛けするだけで、綺麗な状態を保っていると思います・・・。
今回はLDKの改装でしたが、既存床とチーク無垢材はリビングに入るドアのところで見切っています。フローリング材を活用して見切り材を作られています。
床材の張り方向が既存床と同じ方向で違和感なく続いています。この見切りの方法、結構参考になるのではないでしょうか。
TS120 幅広タイプのチーク一枚物フローリング
TS120(厚15x幅120x長1,820)の一枚物(OPC)本チークフローリングが入荷しました。このサイズの一枚物は中々お目にかかることができないレアな一品です。待ちに待ってやっとこさ入荷しました。昨年ミャンマーで加工前の材料を見ていたので期待が膨らみます。到着後、早速倉庫で検品です。
期待通りのチークフローリングです。
検品では、色合いだけでなく、含水率や寸法精度などのチェックを実施します。
含水率は8%前後となってました。
恒例のiPhoneを使っての写真です。幅広感が伝わりますか?
TS120は幅が120mmもあるので高級感があります。また、大抵の方の足の幅よりも広いので、裸足で歩いた時などに目地を感じにくく、歩いていてもチークの質感を存分に 感じる事ができます。
さて、自然塗装オプションのオーダーをいただいており、出荷予定分にリボス社アルドボスを塗布しています。
無塗装品と比較してみました。色合いについては塗装後は濡れ色になって深い色合いになります。1週間もすると塗装が馴染んでいい感じになりますよ。
iPhone挟んで写真の右側が無塗装、左側がアルドボス塗装後です。カメラのフラッシュを使って撮影したので濃淡がビビッドに出ています。
塗装品については、2回塗布した後に再梱包して現場へ納品します。
リボス社の天然オイルの他に蜜蝋ワックスなども塗布できます。お気軽に相談下さい。
部屋を広く見せる幅広タイプ、是非ご検討下さい。無料のサンプルもあります。
TS120ソリッドタイプが雑誌I’m homeに掲載されました
弊社のチーク無垢床材の幅広ソリッドタイプTS120がI’m homeに掲載されました。雑誌「I’m home」は自分のライフスタイルにこだわりを持つ”上質”や”本物”志向のハイエンドな読者をターゲットにした雑誌です。2012 March No.56のP24-P35にズバーンと!DesignはHIGH LIGHT+Normal様です。チークの床材にビンテージでゴツいアイアン家具がマッチしてます。ものすごく男らしく、格好いい空間です。 マンションリノベーションなのですが、古くて素材感のある格好いいものを活かしながら暖かい雰囲気のある感じです。マンションリノベーション・インダストリアルファニチャー・ビンテージ家具にあうフローリング が気になっている方は是非I’m home No.56チェックしてみてください。Amazon.comで3日で届きます。
マンションリフォーム事例 クラシックな洋館風の内装リフォーム
あけましておめでとうございます。本年もミャンマーチークの汎アジア貿易 店長の相原をよろしくお願いします。
さて、新年一回目のブログでは、幅広タイプのチーク一枚物フローリングをご採用いただきましたA様邸をご紹介します。A様は弊社のチークを採用いただいたS様の親御さんです。S様邸と同じTS120タイプをご採用いただきました。2世代でのご購入まことにありがとうございます!
A様邸は海まで程近く緑に囲まれた閑静な住宅街にあります。メゾネットタイプのマンションをリフォームして洋館風のクラシックな住空間になっております。
木製建具の濃い色合いと無塗装のチーク無垢フローリングが良い雰囲気です。ダイニングからリビングへの仕切りはガラスの引き戸です。渋いです。ベランダ開放部には雪見障子。障子の先には豊かな緑が見えます。
引越し前には天然オイルを塗布されたとのことです。オイル塗装後も見てみたいです。
TS120は120mm幅で1,820mm長の一枚物です。チーク原木から少ししか取れない希少なサイズ。マグロでいえば、中トロ・大トロの部分です。
その分、張り上がりは迫力があってとても高級感があります。ミャンマー産特有の目が詰まってシットリした肌触りのチークフローリング。写真は無塗装品です。
時間が経つと赤みが増して飴色に変化していきます。また、生活していく中でチーク特有のオイル分が光沢を帯びて自然な艶が出てきます。時間の経過とともに味わい深くなっていくのが、ミャンマー産チークフローリングです。
A様邸ではお手洗いに腰壁にもチークフローリングを施工しました。腰壁は通常縦方向に張ることが多いですが、横方向に張るのもイイですね。TS120の長さが活かされてます。また、柾目のものを選んで張ることで優しい感じというか落ち着いた雰囲気です。
上の写真は、チークユニタイプ(TU15)を腰壁に使用した別の洗面です。ペデスタル洗面器が特徴的です。ユニタイプはカジュアルな雰囲気があります。こちらもミャンマー産チークの無垢材なので経年変化で色合いが変化します。
濃い色合いのものは落ち着いてきて、淡い部分は褐色に焼けていき全体としての色合いが統一されていきます。こうした色合いの変化は紫外線によるものだと思いますが、木材の場合は味わいが増していくので不思議です。
最後の写真は琉球畳のある和室です。こちらにも濃い色合いの雪見障子があります。畳、落ち着きますよね。日本人であることを実感します。
チーク材、畳とも相性が良いですよ。畳の間を囲むチーク材。
今年も施工例をできるだけ紹介していきます。実際の施工例には、お客様の色々なアイデアや感性が詰まっています。それらを、少しずつ皆様とシェアしていきたいと思っています。