お客様施工によるリボスオイル塗装例
やっと暑ーい夏が終わり涼しくなってきました。この夏はお客様のお宅に訪問して施工例を撮らせていただくことが多くありました。順次紹介していきますね。
まずはU様邸です。新居をご計画中の時にご夫婦で弊社ショールームにお越し頂き、TU15からTS120まで全ての商品をご覧頂きました。塗装方法についても打合せを行い、最終的にはU様ご自身にてリボス社のアルドボスとクノスを塗装しました。
オープンキッチンからドーンとダイニングリビングと繋がる空間です。TH90をご採用いただきました。リビング・ダイニングにはこだわりの一枚物を施工しました。一枚物は空間をスッキリ見せるので高級感があります。
オープンキッチンの建具の濃い色調とオイル塗装したチークの色調が空間を締まった感じにしています。ダイニング横にはオイルヒーターがあって寒い冬でもホンワカ暖かい食卓になりそうですね。
階段は壁と同系色にすることで統一感が出ています。うっすらと木目がみているのもいいですね。ドア枠や巾木などは壁の色と合わせることで統一感があります。
キッチンの床にはTU15を施工し撥水効果の高いクノスを塗布しました。手前はダイニングから続くTH90になります。クノスは3分艶でアルドボスは艶消しになります。微妙な違いですがクノスの方がやや光沢感があります。
キッチンカウンターの側面のラインを見切りとして、内側にTU15です。そのため、ダイニングからは床材の種類が変わったのが見えないので違和感がありません。
こちらはTU15ユニタイプにリボス アルドボスを塗布したアップの画像。U様に「ユニタイプもかなり格好いい」と褒めていただきました。弊社のユニタイプは、ユニを組み合わせるピースを自社のスタッフで選んでいます。ひと手間かかるのですが、これが仕上がりの違いに如実に出るんです。
U様にて行った塗装工程でも、240番手のサンディングペーパーで下地調整を行っていただくなど丁寧な塗装作業をしていただいたのでDIYとは思えないキレイな塗装に仕上がっておりました。
U様によると、オイル拭き上げにはワイプオール(日本製紙クレシア)がとても役に立つとのこと。今度、塗装作業の時に試してみたいです!
アイランドキッチンの開放的な間取り
ユニタイプTU15をご採用いただいたM様邸にお伺いしました。訪問当日はスカっと晴れてました。穏やかな朝日が差し込む開放的なLDKです。アイランドキッチンっていいですね。キッチンに立つとダイニングから玄関まで全体が見渡せて、かつ大きな吐き出し窓からはデッキが続いており「広いなぁ」と感じました。まさに間取りの妙です。
シェードはハンターダグラス。シェードを下ろすと、日差しが柔らかくなって落ち着いた雰囲気です。たまに現場で見かけるのですが、ブラインドの羽を調整することで光の量がヤンワリ調整できて優秀です。ブラインドの影が無垢床材に映りこんでいます。
陽だまりに思わず寝転びたくなりますが、お仕事中なので寝転びはしません。
チーク床材にはリボス・カルデットを塗布しました。
チーク無垢フローリングでマンションリフォーム
2010年もあと15日を残すだけとなりましたね・・・。弊社の年末年始の休暇は12月29日~1月4日までとなります。
今年一年はどんな年でしたか?ミャンマーでは20年ぶりに総選挙が行われました。一方でアウンサンスーチーさんが7年ぶりに自宅軟禁から開放されました。彼女の言った「国民が望むなら、欧米諸国に要請して経済制裁をやめてもらうよう努力したい」という言葉が感動的でした。まずは国民生活の向上です! そして、少しずつ民主化が進んでいけば良いかなと思ってます。
「ミャンマーって恐いところですか?」と良くお客さんから質問を受けるのですが、出張や観光をしていて怖いと感じたことは殆どありません。(今年の大暑にはやられましたが・・・)普段接するミャンマーの方々は奥ゆかしくて優しいのでホッとします。食事もなかなかいけますよ!
さて、年末に向けてお客様の竣工ニュースが多くなってきました。先日、TS90を施工いただいたM様の現場にお伺いしました。丁寧に施工いただいて綺麗な張りあがりです。仕上げ塗装にはリボスのアルドボスを塗布してます。M様から「施工直後よりも時間が経って、大分床が馴染んできた」とのことです。チークは時間と共に色合いが変化して、落ち着いた感じになります。時間が経つと味が出るというのは古美術品のような感じです。
また、「いままで使っていた合板フローリングは冷え冷えしていたけど、このチークのフローリングは温かみがあって気持ちがいい。あんまり硬すぎない感じも気に入りました」とのことです!これからの季節、本チーク無垢材が本領発揮です。冷え冷えとしないのでヒートショック対策にも良いですよ!
薪ストーブ・床暖房と無垢フローリング
横浜方面はさわやかな冬晴れが続いています。そろそろ、床暖房が活躍する季節ですが、今年は暖かい日が続いてますので出番が少ないです。チークという樹種は寸法安定性に優れているので、床暖房に使用しても酷い反りやワレが生じることは殆どありません。弊社のチークフローリングも電気式・ガス式両方のタイプで床暖房試験をしております。試験結果については、お気軽にお問い合わせ下さい。
さて、TS90とTU15を施工いただいた横浜市のK様邸にお邪魔しました。1階の玄関・リビング・ダイニングにはTS90、2階にはTU15を張りました。K様は施主支給で床材を手配されました。施工中の現場にフローリング現物を持ち込んで、大工さんにも打合せに参加してもらって、施工するタイプを決めていただきました。
薪ストーブ!うらやましいです。家の中でゆれる炎を見ながらくつろげるのは憧れますね~。一方で、1階には床暖房も入っています。そこで、施工に際して、床暖房パネル上はできるだけ柾目のものを選んで施工いただきました。一枚物なので、木目の選択ができます。
K様のリビングはTS90を「りゃんこ張り」にしました。奥行きのある部屋に、TS90の長さが活きてスッキリとまとまった印象です。仕上げにはセラリカを塗布しました。実際に触れてみると、シルクのような滑らかな肌触りでした。スポンジを使って一回塗りで仕上げたそうです。現場に来られたキッチンメーカーさんが、いままでもっていたチーク材のイメージよりも木目も色合いも綺麗でビックリしたそうです。
2階にはTU15のユニタイプを施工いただきました。弊社のユニフローリングは、1820mmを構成するピースの色合いをできるだけ揃えてから製材しており、一枚ものに近い雰囲気をだすようにしております。階段手すり等はタモ材(オスモ・パイン色)で施工されていてチーク無垢床材と自然に調和してます。
TH90ソリッドタイプの施工例(塗装)
ミャンマーでは先日、20年ぶりの総選挙がありました。工場は一斉休暇となり、選挙ムード一色となりました。今週から少しずつ通常モードになってきたようです。
弊社のある横浜も、先週はAPECが開催されていた関係で全国から多くの警察官の方が来てました。みなとみらい地区は多くの警察官による厳戒態勢で、さながら映画のワンシーンのような感じ。
政治ウィークな1週間でした。
さて、TH90(15x90x910mm)一枚ものを施工されたG様邸にお伺いしました。弊社の塗装オプション(蜜蝋ワックス)を行ってからの納品です。ワックスをかけると木目が引き立ち、全体的に濃い目のしっとりした雰囲気になります。
窓から入る緑と天井の照明に本チークが映えています。電球色で照らされるチークの色はナチュラルで温かみのある色に見えます。
ワックスやオイルをかけることで、ミャンマー産本チークは木目がシャープに浮き立ちます。また、G様邸はソリッドタイプ(一枚もの)を施工したので、長さ方向がすっきりした感じになります。G様にこだわって頂いた故に実現できた気品ある廊下です。
廊下を逆側からパチリ。一枚ものなので長さが強調されて、奥行きを感じました。天然石壁のアクセントと窓から差し込んでいる光が廊下にメリハリをつけています。
本チークは、時間が経っていくことで床が馴染んで良い色合いになります。数年後が楽しみです。